5月14日（土）に「医療福祉とSDGs～これからの社会に医療福祉ができること～」というテーマで、第1回公開講座を開催しました。今回は健康体育学科　山中信幸教授と医療福祉学科　直島克樹講師が担当され、地域の方々45名の参加がありました。

山中教授は、SDGs（持続可能な開発目標）について、誰ひとり取り残さない、すべての人が目標達成に向けて努力する必要があると説明され、環境、貧困、人権、平和、開発といった問題に対して、私たちが身近にできることから取り組み、そしてその取り組みを持続していくことが大切だとお話されました。

直島講師は、岡山県内で行っている子どもを中心とした活動を紹介されました。ご飯が十分に食べられない子どもに対し、食品や日用品の寄付を募り、無料で提供する支援事業や子育て家庭を応援する地域福祉実践について、詳しく説明されました。

参加者からは「専門的な講座なのに分かりやすく面白かった」「地元地域の現状や取り組みがよく分かりました」などの感想がありました。

今年度は年間テーマを「豊かな暮らしのための医療福祉～かわる・つながる・ささえあう～」と定めています。次回は7月30日（土）に第2回公開講座「世界に一つだけのピクトさんをつくろう」を予定しております。小学4年生から中学生までを対象としたワークショップ型の講座です。ぜひ、ご参加ください。

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