令和元年5月9日(木)、「子ども支援サークルにっこにこ」の活動に対して、岡山東ロータリークラブより社会奉仕特別賞を受賞しました。
「子ども支援サークルにっこにこ」は、子どもの貧困問題への支援を目的に、夜をひとりで過ごしている子どもたちの居場所のサポートを、2015年の発足以来続けて行なっています。主に医療福祉学科の学生を中心に発足・運営されていますが、近年では複数の学科からの参加もあり、常時30人から40人が、週3～4回の居場所活動をローテーションで回しながら、夕方から夜の子どもたちの居場所を支えています。
居場所では、子どもと学生が宿題をしたり、遊んだり、話をしたりしながら楽しく過ごしています。夕食も学生が子どもの要望も聞きながら一緒に作ったり、時には地域の方からの差し入れがあったりなどしながら、一緒に食べて過ごします。季節ごとの行事や子どもたちの誕生日なども学生が企画しています。現在は小学生から高校生までが定期的に利用しています。ここでの活動は、多くのメディアにも取り上げられ、県内のこども食堂などの多くの関係者が見学に訪れるなど、岡山県でこども食堂が拡がる契機にもなりました。
居場所自体の運営責任は、本サークルの出身者で医療福祉学科の卒業生が立ち上げた「
一般社団法人子どもソーシャルワークセンターつばさ」が担っています。本年度はにっこにこOBOG会を開催予定であり、在学生と卒業生が交流できる場作りも進めています。共に子どもたちの夜を支えてくれるメンバーを随時募集しています。
