臨床栄養学科 学科ニュースNews

2018/08/22 倉敷市の避難所で炊き出しを行いました

8月9日(木)に臨床栄養学科の学生と教員が協力して、西日本豪雨のため開設された避難所で炊き出しを行いました。避難所は、倉敷市真備地区以外にも倉敷市内に十数か所開設されており、今回は水島地区の避難所で炊き出しを行いました。

事前に避難所入所者やスタッフから野菜不足であるという話しをうかがい、炊き出しでは、夏野菜を多く使用した「夏野菜冷やしそうめん」を提供させていただきました。

炊き出しにあたり、安全で美味しいものを提供するために、給食管理学実習担当教員と作業手順を考え試作し、どのように現地に搬入し、提供するかなどを検討しました。そして、臨床栄養学科では、学生と教員のボランティアならびに炊き出し支援金を募りました。学生と教員が一緒になり、前日の下処理や当日の調理、搬送などを行い、避難所では、1杯1杯心を込めて提供させていただきました。1食だけの提供でしたが、暑い夏の日にたっぷりの野菜と肉団子の入った冷たいそうめんを提供することができ、避難所入所者やスタッフの方々に喜んでいただけたと思います。

災害から1か月経ち、今何が出来るかを考え、行動したことで、いろいろな経験を得ることができました。また、ボランティアとして参加した学生たちも、今まで学んできた管理栄養士に求められる知識と技術を生かすことができました。学生も教員もこの経験を今後に活かしていければと思います。