臨床栄養学科 学科ニュースNews

2018/06/05 給食管理実習では、初めての大量調理を体験します



3年生の春学期に「給食管理実習Ⅰ」で、120人分の大量調理実習を経験します。1グループ11~12人で4班に分かれ、1・2班が常食(18~29歳の女子を対象とした食事)を担当し、3・4班が特別治療食(糖尿病と腎不全の食事)を担当します。各班では、1食につき2種類のメニューを作成し、喫食者に選択していただきます。献立の一部にクックチルメニュー(調理した料理を一旦冷却保存し、提供時に再加熱する料理)を取り入れます。この実習では、献立作成、計り出し、発注、大量調理を行います。食品の衛生と安全性、大量調理機器や適温配膳機器類の適切な使い方を学び、調理工程表を作成します。前日にクックチルメニューの作成と、当日は全員で協力して効率よく調理工程をすすめ、11時45分の食事提供を目指します。喫食対象者は臨床栄養学科2~4年生と教職員の先生方です。1班は5月16日、2班は5月23日に実施し、喫食者アンケートでは高評価を得ています。