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2017/11/16 2017年度上海中医薬大学留学生の帰国

2017年度上海中医薬大学留学生修了式が2017年11月13日(月)11:00から学長、当該学部長(副学長)、国際交流委員長、当該学科長、事務部長、学生課長の出席のもと執り行われました。留学生の沈弈菲(シン・イヒ)さんと陳詩茜(チン・シセン)さんが晴れやかな笑顔で式に臨みました。学長から修了証書を受け取ると同時に、本学の学生に馴染んで勉学に励み、また積極的に国内を観光するなど、充実した毎日を過ごしたことの報告を受けている。今後は川崎医療福祉大学で学んだこと、経験したことを活かし、帰国後もしっかり活躍してもらいたい。そして、日本と中国の架け橋として活躍してもらいたいとの激励の言葉がありました。
それを受け、2名の留学生から次のようなあいさつがありました。

2017年度上海中医薬大学留学生 沈弈菲さん


お礼の言葉
この6ヶ月間、川崎医療福祉大学での留学において、沢山の方々からご多忙中にもかかわらず丁寧なご指導をいただき、誠にありがとうございました。
この度の留学で、日本の学生さん達と一緒に勉強をさせていただきました。授業では、日本の栄養に関して学ぶだけではなく、疾患に対しての知識や面白い調理実習も体験しました。実習では、小児科医院で日本の医療福祉に関して学びました。附属病院では、NST見学でNSTカンファレンスの他に、病院の検査部や看護部なども見学させていただき、日本の病院について知ることができました。10月からは腎臓、糖尿、循環器コースで実際に学生さんと一緒に栄養指導や調理実習、症例まとめを協力し合って完成することができました。充実し、とても短く感じた6ヶ月間でした。
日本での授業や実習などで沢山の貴重な経験ができ、中国での経験と比べながらいろいろなことを考えることができました。日本の栄養学を通して、中国での栄養学がどのように発展できるのかを違う角度から見つめ直し、今まで学んだ知識をこれからどのように活用できるかを深く考えることができました。今回の留学が与えてくれたのは、豊富な知識や経験の他に、物事を新たな角度から見て考えることが大切だということでした。
今回の留学で、栄養学に対する意識が一層に高まり、理解を深めることができました。このような有意義な時間を提供していただきましたことに、心より感謝申し上げます。
今後は、留学での貴重な体験を大いに活かし、精励して参る所存でございますので、今後ともご指導、ご鞭捷のほどよろしくお願い申し上げます。
以上をもちましてお礼とさせていただきます。

2017年11月13日

上海中医薬大学留学生 沈 弈菲(シン・イヒ)



2017年度上海中医薬大学留学生 陳詩茜さん


皆様、おはようございます。
本日は、私たちのために、このような心のこもった式典を挙げてくださり、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中、ご出席くださった諸先生方、学生課の関係者の皆様に心より感謝いたします。
長いようで短かった半年間の留学生活も終わりを迎えようとしています。振り返れば異国の地で、慣れない環境の中、とても良い経験ができました。病気とホームシックになったこともございました。そんな時、支えてくださったのは皆様でした。感謝の気持ちでいっぱいです。
そして親切に助けてくださった栄養学科と病院栄養部の諸先生方、母のように優しく付き合ってくださった姜先生、日本に来たばかりのころから周りの施設を案内してくださったりしました。本当に家族のような存在でした。
また、この半年間、私たちは同級生と苦楽を共にしてきました。一緒に授業を聴き、実習を受け、料理を作ったりして本当に楽しかったです。
皆様とのお別れはとてもつらいです。日本で過ごした日々は、きっと私たちの今後の人生に活かされると信じています。先生方のご指導と同級生との思い出で胸が一杯です。お世話になった全ての方々にもう一度、深く御礼申し上げます。心よりありがとうございました。

2017年11月13日

上海中医薬大学留学生 陳 詩茜(チン・シセン)