交流プログラム

本学の海外研修は単に語学を学ぶだけの研修ではありません。
医療福祉をはじめ、専門分野の講義、課外活動やワークショップなど、帰国後の勉学にもしっかりと生かしていける研修です。また研修先国の文化・歴史に触れることのできるアクティビティも充実し、バランスのとれた研修となっています。

ヴィクトリア大学

2006年に協定を締結した州立ヴィクトリア大学は、学生数約18,000人が在籍し、カナダの大学ランキングでは上位にある総合大学です。同大学はブリティッシュ・コロンビア州の州都ヴィクトリアに位置しており、山や海など多くの自然に囲まれています。また歴史的な町並みが美しく、チャイナタウンがあるダウンタウンは、アートと文化に溢れ、ホエールウォッチングに出発する多くの観光客で賑わいます。

研修内容

本学の全在学生を対象とした4週間の留学研修プログラムです。「英会話」の単位として読み替え可能です。ホームステイをして、ヴィクトリア大学のELC(English Language Center)へ通学し、教室での語学の授業や課外活動(Activity)を行います。日本以外の国から集まった留学生との異文化交流も可能です。ホームステイ先の家族については、ELCが細かく配慮して下さっています。ヴィクトリア大学のこのプログラムは、2011年6月にカナダ生涯教育の最優秀賞を受賞しました。

単位認定

英会話 2単位

宿泊形態

ホームステイ

グリフィス大学

2014年に協定を締結したグリフィス大学は、オーストラリア東海岸のブリスベンとゴールドコーストに、5つのキャンパスを持つ公立大学で、医学、看護、助産、心理、リハビリテーション、栄養、スポーツ管理、ビジネス、デザインなど300種類以上の専攻コースが開講されています。学生数は約50,000人で、うち10,000人が124か国以上の国からの留学生です。また、ゴールドコースト校には、大学病院とヘルスセンターが2013年に新設され、医療分野の専門職種の養成教育と、最先端の医学研究が盛んに行われています。

研修内容

研修は英語学習はもちろんのこと、他にオーストラリアの医療福祉制度に関する講義や施設見学など医療福祉に関する研修も工夫されています。

単位認定

異文化理解(海外研修) 2単位

宿泊形態

ホームステイ

ノーフュンス・ホイスコーレ 短期研修部(旧 日欧文化交流学院)

2007年、協定を締結したノーフュンス・ホイスコーレ 短期研修部は、百数十年の伝統を誇る、デンマーク独特の教育制度である「国民高等学校」の1つであり、ここでは日本人の他、知的障がいを持つデンマーク人、中東欧のEU諸国、中近東やアフリカからの移民や難民など世界各地から集まった人々が学んでいます。同学院のあるボーゲンセ市はデンマーク第二の島にあり、首都コペンハーゲンより列車で2時間のところにある美しい街並みの港町です。コンパクトな町でありながらも、700年余の歴史を持ち、また島最大のマリーナとユトランド半島をのぞむことのできるビーチがあります。

研修内容

医療福祉経営学科以外

「世界一幸せな国」と言われるデンマークの医療福祉制度や教育システム、そしてそれらの基盤である歴史や文化について学びます。

医療福祉経営学科

デンマークの医療福祉制度について学ぶとともに、医療福祉施設や教育・行政機関を訪問し、その組織管理や行政システムなどを学びます。

単位認定

医療福祉経営学科以外

異文化理解(海外研修) 2単位

医療福祉経営学科

学外実習Ⅱ 2単位

宿泊形態

医療福祉経営学科以外

ノーフュンス・ホイスコーレ宿舎(またはボーゲンセ市内ホテル)

医療福祉経営学科

ノーフュンス・ホイスコーレ宿舎(またはボーゲンセ市内ホテル)

ノースカロライナ大学チャペルヒル校

2004年、本学と米国ノースカロライナ大学TEACCH部との間に、日本で最初の学術協力、姉妹提携が結ばれました。その後、本学には2007年に大学院に発達障害(TEACCH)コースが開設され、毎年、教員、大学院生が現地を訪れ、TEACCH部スタッフとの交流を深め、最新の自閉症研究に触れる絶好の機会となっています。同大学チャペルヒル校のあるチャペルヒルは大学を中心にして広がっており、学生たちが溢れるパブやカフェ、学生生協など活気のある街並みが特徴的です。

オックスフォード大学グリーンテンプルトンカレッジ

2002年、学校法人川崎学園と相互学術交流協定を締結、教員交換留学プログラムにより、川崎医科大学や本学の教員が、3か月~1年間留学し、教員レベルの交流が持続的・積極的に行われています。オックスフォードは、ケンブリッジと共にイギリス最古の伝統を誇る大学街であり、また国内外からの観光客でも賑わう街となっています。

上海中医薬大学

1984年、学校法人川崎学園と友好提携協定を締結、2006年には、日中友好をさらに発展させ、双方の学術交流を促進、積極的に互助協力することが再確認されました。本学からの代表団派遣、および上海中医薬大学からの代表団・教員・学生の受入等、相互交流をとおして、医学および医療福祉学の教育研究の発展を目指しています。同大学のある上海は、歴史ある建築物と近代的な建物が立ち並ぶ活気ある街です。

上海健康医学院(旧 上海健康職業技術学院)

1987年、学校法人川崎学園(川崎医療短期大学)と友好大学提携協定を締結、以来相互に代表団を派遣して友好関係を発展させています。上海健康医学院から本学や医療短期大学への教職員の1年間の研修および短期研修、看護学生2~3名の3年間の医療短期大学への留学等をとおして、医学教育、医療技術等の学術交流の促進をはかっています。また、2017年より、川崎医科大学・川崎医療短期大学とともに、3施設合同で川崎学園上海研修をおこなっています。

上海研修(上海中医薬大学・上海健康医学院)

研修内容

上海中医薬大学・上海健康医学院および各提携医療機関等を訪問し、中医学について学ぶとともに、両大学の学生や学園内の他校学生との親睦を深めます。また、中国の文化や歴史にふれ、視野を広げます。

単位認定

異文化理解(海外研修) 2単位

宿泊形態

上海市内ホテル