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2015/08/28 中国・上海中医薬大学からの訪問団来学

川崎学園と上海中医薬大学とは1984(昭和59)年に友好提携の協定を締結して以来、協力と交流を行い、教育研究活動を推進させてきました。
その友好をさらに発展させ、双方が派遣する教員の研修や学生の留学を受け入れるなど、積極的に互助協力するため、8月25日(火)、川崎学園は上海中医薬大学との間で、友好大学提携協定を締結しました。
調印式後、上海中医薬大学教職員の方々5名は本学を来訪され、本学学長をはじめとする本学役職者との接見を行いました。
はじめに、徐 建光上海中医薬大学学長より、これまでの協力と交流に対する感謝の意が述べられ、これまでは臨床栄養学科、リハビリテーション学科を中心に行っていた交流を、今後は他の学科、教職員、研究面でも進めていきたい旨が話されました。
引き続き、椿原学長より歓迎の挨拶が述べられ、本学とのより深い交流に向けて活発な意見交換がなされました。途中からは上海中医薬大学から留学されている研究生・留学生5名も参加し、そのはつらつとした姿に皆さん安心されていました。徐学長は「留学という大変貴重な経験からさまざまな知識を身につけ、中国のために役立つようしっかり勉強をしてください」とねぎらいの言葉をかけられました。
学長接見後は、臨床栄養学科実習室を見学され、「本学でも同じものをつくります」と言われるほど実習設備に大変感心されていました。
最後に川﨑祐宣記念講堂メモリアルギャラリーでは、特に昭和31(1956)年に川﨑祐宣先生が岡山県訪中文化使節団の副団長として北京訪問された際の写真に大変関心を持たれていました。短いながらも充実した時間を持つことができ、本学を後にされました。今回の協定締結により、今後の両大学の交流がますます活発になることに期待しています。

(庶務課)

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