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2014/11/13 上海中医薬大学の留学生が帰国しました

2014年5月から、上海中医薬大学より本学臨床栄養学科で研修を受けていた史哲渓(シ・ゼシ)さんと陳貝貝(チェン・ベイベイ)さんが、11月12日(水)に帰国いたしました。
二人はこの6か月間、栄養学の勉学や実習に参加するだけでなく、夏休みには大阪や京都を旅するなど見分を深め、日本語もたいへん上達しました。帰国後は進学や就職で、本学で学んだことを生かしていきたいとおっしゃっています。

2014年度上海中医薬大学留学生 史哲渓さんより


川崎学園や川崎医療福祉大学が私たちに日本での栄養を勉強するチャンスを提供してくださったことに感謝いたします。研修期間中に私は多くのことを学び、視野を広げ、中国の栄養を発展させる可能性を見ることができました。
先生たちのおかげで、日本の生活にどんどん慣れていきました。中国より日本の栄養学科の方が、より詳しく完璧なシステムです。先生たちから教科書の知識を教わるだけでなく、実際的な技能も教わりました。そして自分で自由に必要な内容を調べて、みんなと一緒に勉強することは、私の一番大好きな方法でした。
病院実習の6週間、先生から「患者さんを中心に、深い人間愛を持って」という理念を丁寧に教わりました。調理実習の時に私たちは厨房に入り、栄養部の役割を見ることができました。中国の病院の厨房に比べて役割がしっかりしており、患者さんの体調によって特別な食事が提供できていました。教科書とは違って、実際の場ではいろいろな問題があるかもしれません。患者さんの食欲があるかどうか、調味料はいくらか…特に大変な病気がある患者さんにとっては、料理の味に敏感な人も多いと思います。先生から「好きなものを食べることが一番大事な原則」と教わりました。感動も深かったです。そしてNSTと緩和ケアを見学したことをきっかけに、日本のチーム医療を見ることができました。多彩な職種であり、情報を分け合って良質な医療サービスを提供することができています。中国のチーム医療はこれと比べて簡単です。実習では多くの収穫がありました。内視鏡検査、手術室に入っての心臓カテーテル検査などは初めてのことで、とても貴重な体験をしました。
最後になりましたが、理事長先生や学長先生をはじめ諸先生方、本当にお世話になりました。私たちは必ず皆様から受け取った「心」を忘れずに、それぞれの進路へと旅立っていきます。ここで、もう一度心から感謝の言葉を申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。
いつも、ありがとうございました。

2014年11月10日


2014年度上海中医薬大学留学生 陳貝貝さんより


今回、私に川崎医療福祉大学での研修のチャンスを提供していただいたことに感謝します。半年間の勉強期間中に、私達は多くのことを学び、視野を広げることができました。いろいろなものを見て、体験して、そしていろいろなものを吸収して、自分自身をもっと高めることができました。
この半年間を振り返ってみれば胸の奥には、川崎医療福祉大学での様々な思い出が蘇ってきます。それは教室の授業風景や友人との会話、毎日の笑顔の挨拶など様々です。三か月は大学の講義を受けました。新しくすばらしい授業を受けることができました。いろいろな栄養方面の知識を勉強しました。先生はいつも優しく、同級生もとても熱心でした。皆様には言葉では言い表せないほどお世話になり、御礼の申し上げようもございません。
知識を積み上げながら実際に体験することが大切だと思います。講義の後の6週間の病院での実習では、栄養士がいったいどのような役割があるのか、患者さんの病気にとってどのような援助ができるのかが分かりました。自分としても患者さんの食事の聞き取り、栄養指導、調理実習などいろいろなことが勉強になりました。病院でも先生にお世話になり、一緒に実習する同級生にもたくさん助けていただきました。本当にありがとうございました。
本学で学んだこと、体験したこと、得た仲間をこれからの人生のおおきな糧とし、これからも忘れずにいたいと思います。最後にもう一度、心から感謝の気持ちを申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。

2014年11月10日