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2008/04/30 カナダ・ヴィクトリア大学短期語学研修の報告会が行われました!

カナダ・ヴィクトリア大学での第二回短期語学研修ELKU(English Learning program for Kawasaki University)の参加者が無事帰国し、元気な発表会が開かれました。この研修は単に英語を学ぶのでなく、「参加者の個性と工夫が花開く」3週間で、英語はその生活の中で、磨かれるということにあります。
ヴィクトリア大学はカナダの名門校で州立大学ですが、その中で唯一ビジネス展開を許されている部門が、ELC(英語学習センター)で、キャンパス内にあり世界に門戸を開いています。美観小都市ヴィクトリアの魅力もさることながら、大学の威信をかけて取り組むELCは、非常に質の高いものです。

このセンターが、本学のために特別に用意してくれたのが、この短期研修プログラムです。幾多ある語学専門学校が宣伝している語学研修とは、格も質も違うものであり、医療福祉大の学生であることを頭においての、午後のプログラムの組み方など、細かく気が配られています。そして短期プログラムのディレクターである Avril Taylorさんの人柄がすばらしく、センターの教師陣や、ホームステイの担当はプロであり、安心して任せられるのがありがたいです。また 、カナダ教育連盟のJames Yellowlees博士が我々の大学とヴィクトリア大学の交流を陰でサポートしてくれているのも心強いです。
研修の様子3

ホストファミリーはエージェントを通さず大学自体が選別しているせいか「質が高い」と評判がよいです。営利目的でなく、明るく暖かい家庭ばかりのようです。それと今回は、子育て中の夫婦の家が多かったようで「幼児のころから異文化に触れてもらいたい」との向こう側の親のねらいもあったようです。
毎回世界各地から集まる学生と比較されるなか、本大学の学生は、毎回好ましい評判を戴いています。本年度は、第3期生を募集することになります。これからもヴィクトリアと本学双方の相互の暖かい交流が続くでしょう。
本学としても惰性に陥ることのないよう一層の質の向上を求めて努力をしたいと思う次第です。今年は教員交流の方面でも双方向の動きがあるようです。