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2005/10/11 川崎医療福祉大学―清心女子高等学校 連携教育協定調印式

川崎医療福祉大学 岡田 喜篤 学長あいさつ

只今、かねてより準備をして参りました、大学と高等学校の新しい形の連携の調印が行われました。私どもと致しましても、大変喜んでおります。
今回のこの連携につきましては、大変偶然なことから大きく発展をしたと聞いております。当初は一般的な連携ということで、高校の先生方と私どもの教務担当の斎藤教授がお話をしている中で、もっと発展的に、そしてもっと向上的な形でできないだろうかということになりまして、この度大変計画的な、濃密な内容でもって事業を展開するという形に発展を致しました。そのために、私どもが持っております3つの学部のうちの1つ、すなわち医療福祉マネジメント学部、この学部には4つの学科がございますが、この4つの学科が全て共同して1年間事業を行うという大変珍しく、また積極的といいましょうか、建設的な方法でこの計画が成り立ちました。これに対して、清心女子高等学校のほうからも大変快く、そしてまた好意的な賛同をお示し戴きまして私どもとしても、今日まで大変気持ちよく計画を進めることができました。その結果として今日この調印がございます。
私どもとしては、後は、誠実にこの事業が充実したものになるように努力をしていきたいと思います。そのためには、どうか生徒さんたちの反応、あるいは高校の先生方から見た時の色々なご指摘、こういったものを率直に頂きながら、私どもとしてはこの事業を受けたことが本当に良かったと生徒さんたちに評価していただけるような、そういう内容にもっていきたいと思っておりますので、今日からこの調印を節目にして努力を新たにしていきたいと思います。どうか宜しくお願い致します。ありがとうございました。

清心女子高等学校 小谷 恭子 校長あいさつ

この度、川崎医療福祉大学との高大連携のプロジェクトに私どもが参加させていただきまして本当にありがとうございます。深く感謝致しております。
高校生にとりまして、自分の生き方を決めていくうえで、自分の進路決定にあたり、大学でどんなことを実際に勉強するのかということを、予め専門の立場からそれを分かり易く、高校生に理解できる範囲でお教えいただきますこと、これは本当に現実に勉強しております高校生にとりましては、大きな助けになると思いますし、将来の生き方を決めるうえでの大きな力になってくれるのではないかと思っております。
高大連携という言葉を聞くようになりまして、どのようなものであるのかということを私どもも手探りをしてきておりますけれども、この川崎医療福祉大学では学内の施設、設備を高校生に実際に使わせていただけるということ、また教授の先生方の実際の授業に参加させていただくということで、先を見ながら、手探りで勉強しております高校生にとりましては本当に大きな喜びともなると思います。
本学の建学の精神は他の人を大切にするということでございますが、医療福祉というこの分野で、本校の高校生は、他のしかも弱い立場にある人々に対して、何ができるのかということを実際に学ばせていただくということは本当に学校にとりましても大きな喜びでございます。また、この川崎医療福祉大学は距離的にも本校と非常に近い所にございますので、今後ともより一層この絆を強めていただけることを御期待申し上げて御礼の言葉にさせていただきます。ありがとうございました。