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2003/05/26 2003年度第1回高大連携推進協議会〔2003年5月26日 県教委主催〕

(玉野光南高校黒住教諭の実践発表資料より抜粋)

趣旨

岡山県下唯一の体育科をもつ玉野光南高校は、体育・スポーツを実践する中で自己の能力を最大限に伸長させ、競技力の向上とともに、体育・スポーツに関する教養を培い、専門的知識を身につけさせることに取り組んでいる。
川崎医療福祉大学健康体育学科との連携教育を進めることで、体育・スポーツに関する最新の情報を得るとともに、高度な専門性に触れ、体育学に対する興味関心をさらに高め、将来、体育・スポーツの指導者としての資質や能力の育成に大いに役立てることを目的としてこの事業を実施する。

日程

大学への訪問講座2回、高校への出前講義3回 計5回

2002年5月24日
アクアビクス、水中ゲーム、流水プール体操
(川崎医福大) 小野寺先生 大学院生
調印式/アクアビクス、水中ゲーム、流水プール体操

2002年7月12日
(光南高校) 小野寺先生
保健理論「エイズ・感染症」/体育理論「コンディショニング」

2002年9月13日
(光南高校) 柚木先生「ドーピング」

2002年10月25日
(川崎医福大) 小野寺先生 宮川先生 大学院生
「バイオメカニクス」 / ホースプレート、動作解析、マシントレ

2003年2月6日
(光南高校) 小野寺先生「体重」

成果

※連携教育アンケートより

質問: 体育・スポーツに関する興味・関心がわいたか?
とても38人 少しは38人 あまり1人 ぜんぜん0人

質問: 体育・スポーツに関する専門性が高まったか?
とても35人 少しは40人 あまり1人 ぜんぜん1人

質問: 進路選択の参考になったか?
とても16人 少しは37人 あまり20人 ぜんぜん3人

質問: 5回のうち最も印象に残っているのは?
1回49人 2回2人 3回4人 4回8人 5回14人
大学への訪問講座57人 高校への出前講座20人

質問: 連携教育の感想・要望(生徒のことばをそのまま引用)〔抜粋〕
  • 毎回ためになる授業ができてよかった。
  • 今までに体験したことがないことが体験できてよかった。部活にも生かしたい。
  • いろいろと細かいところまで教えてくれたので、わかりやすかった。
  • とても楽しかった。スポーツの新しい専門的なことをもっと知りたいと思った。
  • ちょっと内容が難しかった。
  • 川崎医療福祉大学にとても興味がわきました。来年は是非川崎医療福祉大学に進みたいと思います。
  • 川崎医療福祉大の設備の良さにびっくりした。もっと実習がしたかった。
  • できれば3年でもやってもらいたい。個人的にもっと勉強したいと思った
他にも同様の内容の感想が多く、生徒たちの素直なことばで答えられていた。

まとめ

昨年度計5回の連携教育を実施していただき、生徒の目の色が変わったことが何よりの収穫であった。直接の授業内容から学んだことはもとより、テレビ・新聞報道を通して自分たちの教育活動を客観的に確認できたこと、大学というものが進路の具体的な目標となったことなど本当に有意義なものであった。
全面的にバックアップしてくださった川崎医療福祉大学にあらためて感謝したい。