国際交流 News&TopicsNews&Topics

2017/03/27 2016年度上海中医薬大学留学生の帰国

016年度上海中医薬大学留学生修了式が2017年3月27日(月)11:00から学長、当該学部長(副学長)、国際交流委員長、当該学科長、事務部長、学生課長の出席のもと執り行われました。留学生の謝佩(シェ・ペイ)さん、と陳星伶(チェン・シンリン)さんが晴れやかな笑顔で式に臨みました。学長から修了書を受け取ると同時に、川崎医療福祉大学で学んだこと、経験したことが活かされて、帰国後、しっかり活躍してもらいたい。そして、日本と中国の架け橋として活躍してもらいたいとの激励の言葉がありました。
2016年度上海中医薬大学留学生 2017年3月27日(月)修了式 御礼の言葉

2016年度上海中医薬大学留学生 謝佩さん


本日はお忙しいなか、学長先生をはじめ関係の先生方に御出席いただいて、私たち上海中医薬大学留学生のために修了式を開催していただき、誠にありがとうございます。
昨年の10月から、川崎医療福祉大学での栄養学に関する講義、川崎医科大学附属病院での臨床実習、青木内科小児科医院での臨地実習等に参加させていただきました。先生方から御指導をいただき、私たちは成長することができたと実感しております。実習を通して、病院、福祉施設等における管理栄養士の業務を実際に学ぶことができました。病院の臨床実習では、実際に患者さんを受け持ち、疾患ごとの栄養管理のあり方を学ぶことができました。調理実習では、患者さんに合わせた治療職の調理の経験を通じて、患者さんの体調と食形態について理解することができたと思っております。NSTカンファレンスの見学をさせていただき、日本のチーム医療を知ることができました。職種の壁を越えて、情報を分け合って、良質な栄養サービスを提供することができていることを始めて知りました。日本の先進的なところを改めて学ぶことができたと思っております。
また、福祉施設での臨地実習を通じて、日本の医療保険と介護保険制度について理解することもできました。中国では高齢化が進んでいるため、日本の在宅医療や介護保険制度はとても参考になると思います。
半年間の研修期間中に、私は日本の先進的なところを見学し、視野を広げ、多くのことを学び、自分も成長することができたと感じました。先生方の優しい笑顔、同期の仲間の元気な挨拶、すべてが心に染みました。皆様にたいへんお世話になりました。帰国してからは、今回の貴重な留学経験を生かし、中国栄養学の発展を推進するために役立てていきたいと思っております。
最後になりましたが、心から感謝申し上げ、謝辞とさせていただきます。本当にありがとうございました

平成29年3月27日
上海中医薬大学留学生 謝 佩




2016年度上海中医薬大学留学生 陳星伶さん


本日はお忙しいなかを、先生方に御出席いただき、私たち臨床栄養学科留学生のための修了式を開催していただき、誠にありがとうございます。
昨年の10月7日から約6ヶ月間の研修をさせていただき、留学が始まる前は不安でいっぱいでしたが、先生方から親切で丁寧な御指導をいただいたり、クラスメイトがわからないところを優しく説明してくれたりして、毎日楽しく、充実した半年の研修を終えることができました。7週間の学内授業と14週間の臨地実習を通して、日本の進んだ栄養知識と技能を身につけ、中国と日本の栄養学の異なるところを理解することができました。臨地実習では、調理作業や栄養指導の見学や、栄養指導媒体作りなど様々なことを経験させていただき、管理栄養士の役割を学ばせていただくことができました。今後私たちが帰国したのち、この半年の研修で教えていただいたことや経験したことを生かし、中国の栄養学の発展を推進するのに役立て、「食事で人を笑顔にする仕事をしたい」という気持ちを大切にし、心を込めた食事が提供できるような管理栄養士になれるよう、頑張りたいと思います。
最後になりましたが、お忙しいなか、私たち留学生を受け入れてくださったすべての方々に、深く心から感謝申し上げます。
本学で学んだこと、体験したこと、得た仲間をこれからの人生のおおきな糧とし、これからも忘れずにいたいと思います。最後にもう一度、心から感謝の気持ちを申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。

2017年3月27日
上海中医薬大学留学生 陳 星伶