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2016/04/13 中国・上海健康医学院からの訪問団来学

学校法人川崎学園(川崎医療短期大学)と上海健康医学院(旧 上海健康職業技術学院)は、1987(昭和62)年に友好大学提携協定を締結して以来、相互に代表団を派遣し、友好関係を発展させています。
4月5日(火)、川崎学園と上海健康医学院の友好大学提携協定調印式が行われ、その後上海健康医学院教員4名が本学を訪問されました。本学教職員による熱烈歓迎の後、椿原学長をはじめとする本学役職者との接見を行いました。
はじめに、椿原学長による歓迎のご挨拶が行われ、今回の協定で双方の発展のためにさらなる交流を期待する旨が話されました。
続いて、王紅上海健康医学院リハビリ学院副院長より、今回の手厚いご招待への感謝が述べられました。現在、中国は60歳以上の人口が28%を超えるほどの高齢社会であり、昨年はリハビリを必要とする人が35万人にのぼるなど、リハビリの需要が高まっているため、中国政府もリハビリ関係の支援を拡大しているとのことでした。今日の協定によって、今後両校の交流と協力がより深まることを期待していると話されました。
次に、小池川崎医療短期大学学長より、両校の交流は川﨑祐宣先生の時代から30年近く続いており、さらなる友好と発展のために今後の交流について意見交換をしましょう、とご挨拶が行われました。
訪問団の方々からは、リハビリテーション学科や臨床工学科のカリキュラムや、大学院への入学についてなど、様々な質疑応答がなされました。
意見交換の最後に、王紅副院長より、挨拶がなされました。上海健康医学院は、3つの専門学校から成った1つの大学であり、大学になったからには大学院をつくりたい、中国と日本は同じアジア人であるから、日本に学んで日本のカリキュラムに近いものをつくりたい、世界に通用するような応用技術を修得できる大学にしていきたいという熱意を語られました。30年に渡る両校の交流の歴史をふまえ、今後は短期留学だけではなく、長期人材育成など、ハイレベルな交流にしたいと述べられ、接見は終了しました。
訪問団の方々は本学の満開の桜並木の下で記念撮影をされるなど、終始和やかなムードで、私が入学したいくらい美しい大学だ、上海の私たちの大学にも是非お越しください、と感想を口にされ、本学を後にされました。

(庶務課)

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