超高齢社会日本において、健康寿命延伸のためにヘルスリテラシー向上が喫緊の課題となっていますが、そのために難解な医療情報をわかりやすく正しく伝える視覚伝達のニーズが高まっています。
サイエンスの発展には視覚表現が必要ですが、とりわけメディカルイラストレーションは解剖学の知識と表現スキルを必要とし、難易度が高く、日本はこの領域においてアメリカから100年遅れており、注目される機会が極めて少ないのが現状です。
そんな医学医療の発展にとって不可欠である医療系クリエイターを目指し、学んできた、熱意ある川崎医療福祉大学 医療福祉デザイン学科の4年次生達が、2024年11月8日(金)9日(土)の2日間、東京大学内(伊藤国際学術研究センターギャラリー1)にて、4年間の集大成である「メディカルイラストレーション展」を開催いたします。
学生が医療福祉の視点から課題を見出し、解決を目指した提案をしています。
その他にも、医療から依頼を受けた実例として、国立がん研究センターのがん登録実務者認定講習会用テキストのイラストレーションも展示致します。
日本の医療を支えるクリエイティブの世界を、どうぞ会場にてご覧ください。