11月26日（土）に「インターネットとの上手な付き合い方」というテーマで、第3回公開講座を開催しました。今回は医療情報学科　虫明昌一講師が担当され、地域の方々85名の参加がありました。

虫明講師は、インターネットの普及によって、誰でも情報が発信できるようになり、私たちの生活スタイルが大きく変化し、人と人とを繋ぐ新たな空間が誕生したと説明されました。一方で、インターネットを利用できる人とできない人との間に生じる情報格差や、フィッシング詐欺、誹謗中傷、フェイクニュースなど様々な問題が発生していると説明され、どんなに発展しても、人と人との繋がりがより重要な社会になるため、自分も相手も尊重しながら共生していく社会を創り上げることが大切だとお話されました。

参加者からは「インターネットの始まりについて興味があったので、詳しく知ることができてよかった。フェイクニュースについて知りたかったので聞けてよかった。間違っているかもしれないと思いながら情報を選択することが大切だと思った。世の中の動きとネットの世界はつながっていることも、誹謗中傷などで感じられた。」「最近スマホに買い替えたばかりで、ほぼ初めてインターネットを繋いだので、今後の使い方のために大変役に立った。」などの感想がありました。

今年度は年間テーマを「豊かな暮らしのための医療福祉～かわる・つながる・ささえあう～」と定めています。次回は2023年1月14日（土）に川崎医療福祉大学 市民公開講座「介護力を高めるヒント～より良い介護のために～」を川崎医療短期大学にて予定しております。ぜひ、ご参加ください。