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2022/10/04 上海オンライン交流を実施しました

川崎学園は1980年代に上海中医薬大学・上海健康医学院と友好提携協定を締結して以来、上海から留学生を受け入れたり、2017年からは毎年夏に医療福祉大学・医科大学・医療短期大学合同で上海研修を実施したりしてきました。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年度から上海との行き来ができなくなってしまいました。

そこで、昨年度からオンラインで学生の交流をおこなっています。今年は9月17日(土)に、本学から4名、医科大学から4名、上海健康医学院から8名、上海中医薬大学から15名の学生がZoomを通じて交流を行いました。

当日は自己紹介の後、プレゼンテーションをおこないました。日本人学生が中国人学生に聞いてみたいこと、中国人学生が日本人学生に聞いてみたいことを事前に出し合い、発表を準備しておきました。その結果、日本と上海のおすすめスポット、大学紹介、学習内容、試験について、大学生活、日本の女子大学生について、新型コロナウイルスの影響、ロックダウン中とロックダウン後の生活の変化、日本における鍼灸と漢方、中国の医療・福祉・漢方・薬膳、日本人の印象、日本の祭り・音楽・スポーツについてなど、多種多彩な発表が行われ、質疑も活発に行われました。

日本人学生の多くは中国語でスライドを作成し、英語で発表原稿を準備しました。本学の2人の学生は中国語で発表しました。中国人学生の多くは日本語を学んでおり、日本語で発表をおこなっていました。日中ともに、学生たちの相手国への関心の高さがうかがわれました。

参加学生からは「インターネットで調べてもわからないようなことを実際に聞くことができた」「中国の医療系の学生さん達の英語、日本語の流暢さに驚き、刺激をもらうことができた」「日本を紹介するにあたって、意外と自分は日本のことを知らないことを知り、改めて調べ直す機会になった」などといった感想が寄せられました。

この会のためにご準備いただきました上海の2大学の教職員の方々、ご参加くださった上海の学生さん、ご協力いただいた学生課の方々に心から感謝いたします。早く現地を訪問できるようになることを切に願っています。

担当教員:姜波・谷本泰正・飯田淳子