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2021/10/06 上海オンライン交流を実施しました


川崎学園は1980年代に上海中医薬大学・上海健康医学院と友好提携協定を締結して以来、上海から留学生を受け入れたり、毎年夏には医療福祉大学・医科大学・医療短期大学合同で上海研修を行ったりしてきました。
ところが、新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年度から上海との行き来ができなくなってしまいました。

そこで、今年はオンラインで双方の学生が交流することにしました。9月25日(土)、本学から7名、上海健康医学院から11名、上海中医薬大学から18名の学生がそれぞれの大学に集まり、Zoomを通じて交流を行いました。

自己紹介に始まり、日本語・中国語クイズで緊張をほぐした後、プレゼンテーションを行いました。
日本人学生が中国人学生に聞いてみたいこと、中国人学生が日本人学生に聞いてみたいことを事前に出し合い、発表を準備しておきました。

その結果、上海のおすすめスポット、上海ディズニーランド、岡山の紹介、中国の受験勉強、大学紹介、専攻と進路・コロナの進路への影響、中国の医療・漢方・薬膳・障害者支援・心理職について、上海の女子大学生の生活、岡山の学生の居住状況・生活、伝統楽器、日本の若者の特徴・アイドル文化、餃子の作り方、美容の流行など、多種多彩な発表が行われ、質疑も活発に行われました。

日本人学生の多くは中国語でスライドを作成し、英語で発表原稿を準備しました。中には全て中国語で発表した大学院生もいました。日中ともに、学生たちの相手国への関心の高さがうかがわれました。

参加学生からは「気分だけでも中国旅行に行ったような感覚になった」「上海の方々が皆さん英語がとても上手だったので私も頑張りたいと思えた」「来年度以降もオンラインでの開催を(研修と)並行して検討していただきたい」などといった感想が寄せられました。

早く直接訪問できるようになることを切に願うと同時に、コロナ終息以降の新たな交流のあり方も考えさせられました。ご協力いただいた学生課の方々に心から感謝いたします。

担当:姜波・谷本泰正・飯田淳子