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2021/09/15 グリフィス大学オンライン交流を実施しました

2021年9月9日(木)、初めての試みとして、オーストラリア・グリフィス大学とのオンライン国際交流プログラムを実施しました。

昨年度は、新型コロナウィルス感染症拡大により、海外研修を見合わせましたが、今年度は少しでも学生に国際交流を体験してもらいたいと考え、グリフィス大学と連携してオンラインによるOne Day Programを企画しました。

当日は15名の学生の参加があり、5階のラーニングサポートセンターをメイン会場に実施しました。
午前9時からセッション1が開始し、参加学生が一人ずつ英語で自己紹介をした後、グリフィス大学の紹介、オーストラリアの医療福祉制度に関する特別講義と続きました。

特別講義では、オーストラリアにおける健康・社会問題や日本の医療制度との共通点や相違点、両国が共通に抱える医療介護問題への理解を深めることができました。

セッション2では病院勤務の日本人看護師の方から、オーストラリアで看護師になった経緯、病院の勤務形態や給与、新型コロナウィルス感染状況、それに対するオーストラリア政府のロックダウン政策等、貴重な話を聴くことができました。

午後からのセッション3では、現地のワイルドライフパークからのライブ中継で、パーク内のワライカワセミ、フクロモモンガ、ウォンバット等、オーストラリア固有の動物が次々と紹介されました。動物の愛くるしい表情に歓声が上がり、心が癒やされるひとときとなりました。

セッション4では、オーストラリアから7名の学生が参加し、少人数のグループ毎に交流が始まり、気さくなオーストラリア人学生のおかげで笑いの絶えない楽しい時間となりました。
プログラム終了時の互いに別れを惜しむ姿がとても印象的でした。

わずか一日のオンライン行事ではありましたが、学生が海外の雰囲気に触れ、普段の授業とは異なる学びを得る貴重な機会になったと思います。今後は現地での研修が再開できる日を待ち望んでいます。

最後に、本プログラムに関わり、サポートしてくださった全ての方々に心より感謝いたします。

担当教員:総合教育センター 小﨑順子