保護者の皆さま

平素より本学の教育にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、我々もかつて経験したことがない対応を余儀なくされ、学生及び保護者の皆様にはご心配をおかけしました。

厳しい状況下ではありましたが、学生・教職員が一丸となって行動ルールを遵守したことにより、学内でのクラスターを発生させることなく新年度を迎える運びとなりました。保護者の皆様には、家庭内での感染拡大防止のご協力に心から感謝申し上げます。

緊急事態宣言解除後も、依然として感染者は大幅に減少をみることなく、大都市のみならず地方においてもリバウンドの兆しが見えている状況です。

本学でも、新学期に際して学生向けの行動ルールを改訂し、改めて注意喚起を促しております。特に、医療機関や施設等での学外実習を控えた学生には、「学外実習注意事項」としてより厳しいルールを通達しておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。なお、学内での授業形式につきましては、十分な感染防止対策のもと、原則として対面での実施を予定しておりますが、状況により遠隔授業等を部分的・補足的に実施する可能性がありますので、ご承知ください。

部・サークル活動につきましては、感染防止策を徹底した上で、一部制限はありますが再開しております。学生生活の大切な要素と考えておりますので、必要な支援を実施してまいります。

医療従事者に続いて、高齢者向けのワクチン接種が開始されようとしていますが、広く国民に行き渡るには時間がかかりそうです。引き続き、大学生活のあらゆる局面において、気を緩めることなく感染拡大防止に取り組んでまいります。

保護者の皆様におかれましても、引き続きご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年3月31日
川崎医療福祉大学
学長　椿原 彰夫