10月19日、令和初の学園祭にて、盲導犬育成募金活動を行いました。
募金をしてくださった方に盲導犬について書かれている冊子やシールを配ったり、「今はお仕事中なので盲導犬には触らないでください」と呼びかけたりして、募金をしてもらうことだけでなく、多くの人に盲導犬について知ってもらうことも目的として行いました。盲導犬ユーザーの方々が盲導犬と一緒に募金活動に参加してくださったことで、「可愛い！」「写真を撮ってもいいですか？」と、周囲の興味や視線がより一層引き寄せられ、学生スタッフも微笑ましく活動を行いました。
盲導犬ユーザーの方々の送迎の際は、盲導犬ユーザーの方々の手を引いて安全に誘導することも学生スタッフの務めです。少しの段差や人混みでも安全に移動できるよう、声掛けや移動する速さの調節などを心掛けました。
今年から学生が出店している模擬店の配置が変わったため、毎年いらっしゃっているユーザーさんが「人の流れがいつもと違いますね」とおっしゃっていて、僅かな環境の変化も、自分とは感じ方が違うことに気づきました。私はこの活動に参加するまで盲導犬には触ってはいけないという意識はなく目の不自由な方と接する機会もあまりありませんでした。募金をする側だけでなく、募金活動をする側も経験したからこそ成長出来た部分があると感じています。その反面、盲導犬や盲導犬ユーザーさんについてあまりわかっていないということも感じました。盲導犬について又、盲導犬ユーザーの方々の気持ち・感じ方について、これからももっと多くの人に知ってもらいたいと思います。