臨床栄養学科 学科ニュースNews

2020/11/02 臨地実習開始式を行いました

9月28日(月)に臨床栄養学科3年生(28期生:50名)の臨地実習開始式を開催しました。これは、10月5日から来年3月5日までの20週間の臨地実習を始めるにあたり、管理栄養士を目指す学生が真摯に実習に取り組むことを宣誓する式です。今年はCOVID-19の状況により、臨地実習自体が危ぶまれている中、感染対策を行い、開始式を迎えることができました。実習施設の指導担当の先生を来賓としてお迎えし、本学宮川副学長・医療技術学部長、武政学科長をはじめ臨床栄養学科教員が出席しました。

学科長からは、密にならないよう新しい生活様式を守るが、対象者の心には密に寄り添い、疑問を持って毎日の実習に取り組むよう激励の言葉がありました。続いて、宮川副学長からは、本学科の前身である川崎医療短期大学 栄養学科から始まった臨地実習が36回目であり、後輩にも引き継いでいけるよう「瞬間善処」という言葉を説明され、有意義な実習となるようアドバイスをいただきました。

実習施設を代表して川崎医科大学附属病院栄養部長 遠藤陽子先生から、社会人として笑顔で挨拶をし、相手に伝えたいことが伝わっているかを常に意識することや、大学で学んだことを実践する場となるよう体調管理を整えて、頑張って欲しいとご指導いただきました。最後に、実習生代表の山磨瑞貴さんが「体調管理に気を付け、実習先の先生方や患者さん、利用者さんに対し、感謝の気持ちを忘れず、実習に臨むこと、守秘義務を守り、大学で学んだ知識を実践し、仲間と協力し有意義な実習とするよう努力すること」を力強く宣誓して閉会しました。

開始式終了後は、川崎医科大学附属病院の臨床研修センターでベッドサイドへの訪問の仕方や電子カルテの使い方を、学内では献立作成に必要な食材の重量把握や基本的なマナーとして挨拶やエレベーターの乗降などの基礎実習を行いました。