保護者の皆さま

　平素より本学の教育にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
　本学では緊急事態宣言解除を受け、5月末より遠隔では実施が困難な実習・演習・実験等の科目について、十分な対策を講じた上で、段階的に対面授業を再開するとともに、6月8日からは国家試験受験資格の取得に必要な学外における実習も再開いたしました。しかしながら、多くの実習対象となる医療機関などの施設については、引き続き感染拡大防止の観点から厳戒態勢をとることが余儀なくされており、本学学生の実習受け入れについても徹底した行動管理を求められております。なかでも、実習開始に際して不特定多数の接点を持つアルバイトを継続していることや感染拡大地域への移動については、実習施設における感染拡大防止の観点からも自粛をお願いする次第です。
　学生に対しては「学内における行動ルール」や学科に応じた学外実習の際の注意点をお示しし、遵守するようお願いしておりますが、本学での学びのうち、特に受験資格取得のための学外実習は非常に重要なものであることから、保護者の皆様におかれましてもこの点をご理解いただくことを切にお願いいたします。
　緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式が示されている状況ではありますが、一人ひとりの気の緩みが再び感染拡大を生む可能性もありますので、引き続きご理解とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和2年6月13日
川崎医療福祉大学
学長　椿原　彰夫