8月31日より10日間の日程で開催されたデンマーク医療福祉研修について、全ての研修内容を修了し無事帰国致しました。

本研修は、デンマークの国民学校であるノーフュンスホイスコーレを拠点に、世界一幸せの国を呼ばれているデンマークの医療・福祉・教育、そしてその基礎となる文化や価値を学び体験する目的で実施され、今回が11回目でした。

今回の研修では、各施設への訪問(幼稚園、訪問看護ステーション、高齢者センター、国民学校、家庭医、知的障害者就労施設)に加え、今年度は新たに異文化理解の要素として、オーデンセへ路線バスで行く試みや、陸路から国境を越えドイツの港町フレスボーへ行き、市民の生活を体験することができました。

また、研修9日目にはがん患者やその親族らを支援するチャリティーイベントで世界で実施されている「リレーフォーライフ」の催しがたまたま地元の街オーデンセで開催されるとのことで、学生たちも参加しました。そこでは、同じノーフュンスホイスコーレへ長期留学している学生、ボーゲンセの地元市民と交流しながら、楽しい一時を過ごしました。

帰途の際には、ドバイ国際空港において機材トラブルにより研修期間が1日延長となりましたが、それらを含め学生にとってはよい経験となったと思います。これらのことを今後の人生に活かしていっていただければと思います。

この研修を開催するにあたり、様々なサポートをして頂いた関係の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

引率教員：医療福祉経営学科　坂本圭