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2019/09/05 デンマーク医療福祉研修が始まりました


デンマーク医療福祉研修が始まりました。この研修は、医療福祉経営学科の専門科目である学外実習と全学科共通の基礎教育科目である異文化理解のコラボ研修です。

8月31日午後2時半に岡山駅を出発し、現地時間の9月1日午後5時(日本時間9月2日午前0時)に研修先のノーフュンスホイスコーレへ到着という34時間の長旅でした。

出国から入国までトラブルもなく研修2日目の朝をむかえたところですが、全員元気に過ごしています。
こちらはデンマーク語のため、学生たちは通訳の方を通じてのコミュニケーションですが、英語も飛び交っているため、多少は情報を得ることができているようです。

研修は、幼稚園訪問からスタートしました。バスが到着するなり、小さな子供たちが園のゲートを乗り越えんばかりの勢いで私たちを出迎えてくれました。その光景を見るなり「かわいい~」という男子学生の太い声が耳に入ってきました。第一声が女子学生の声ではなかったことが驚きです。どんな研修になるのだろうかと内心不安だったのでしょうが、子供たちの姿を目にするなり一気にその不安が解消したのだと思います。デンマークの子供に対する基本的な考え方を聞かせていただき、日本と比較しながら学生たちは積極的な質問をしていました。

午後は、日本人通訳の方による青空教室です。快晴で、大自然に囲まれたすがすがしい空気の中で、太陽の光を浴びながらの講義でした。自分を見つめ、自分の中に眠っている個性を引き出すことの大切を学ぶことができました。

今後は、訪問看護ステーション、高齢者センター、国民学校、知的障がい者就労施設などを訪問する予定です。日本から足を一歩踏み出すことによってこそ得られる新しい発見を肌で感じる機会が学生たちを待っています。

引率教員:医療情報学科 植松章子