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2018/06/18 第14回日本栄養改善学会中国支部学術総会が本学で開催され、本学から2名が表彰されました



平成30年6月10日に臨床栄養学科教授 小野章史先生を大会長として、第14回日本栄養改善学会中国支部学術総会が本学で開催されました。本学会は山口、島根、鳥取、広島および岡山県内で栄養学や栄養学の実践に関わる方々による研究成果を発表する学術総会です。開催テ-マは、「身近になるAI社会と食生活」で、今やビッグデ-タと呼ばれる情報が瞬時に世界を行き交う中で管理栄養士・栄養士が社会貢献をいかに行っていくかを考える機会としました。
提言では、「管理栄養士・栄養士の業務とその実践を考える」という題で岡山県栄養士会元会長森惠子氏よりお話しをいただき、教育講演は、「分かりやすいミネラルの代謝と重要性」(講師:徳島大学教授 宮本賢一氏)、「地域包括ケアシステムの構築と推進に向けた管理栄養士の役割」(講師:青木内科小児科医院理事長 青木佳之氏)の2題でした。 シンポジウムでは、「美味しい病院の治療食を家庭に導く模索」として4名のシンポジストがAI社会へ向け治療食と管理栄養士のあり方についての報告があり、活発に討論されました。
なお一般口演は9演題、ポスタ-発表は11演題あり、そのうち将来が嘱望される若き研究発表者に対して「栄養・実践研究賞」が3名選ばれ、うち本学から2名が表彰されました。
栄養・実践研究賞受賞者(本学関係)
三宅沙知 (臨床栄養学科 助手 ・大学院 健康科学専攻)
題:HMBのヒト食道扁平上皮癌細胞TE-1におけるTNFα誘導性炎症抑制効果

宮田恵多 (臨床栄養学科 講師)
題:ボツリヌス毒素構成成分の無毒タンパク質の消化吸収における役割