9月5日〜14日に実施したデンマーク医療福祉研修を無事終え、参加した10名の学生たちは多くの学びと経験を得ることができました。
研修先でもあったノーフュンスホイスコーレは、17歳以上の世界各国からの留学生を受け入れるデンマーク独自の学びの学校です。研修初日のコーディネーターの講義は、自分が何を学ぼうとするのか、目的とするのかなど、様々な対話から自分や他者と向き合う刺激的な講義で、学生たちの顔つきもガラリと変わっていきました。
「幸せの国」とも言われるデンマークにおいて、その中心にあるのが日々の生活に直結する医療福祉に関する制度や実践です。今回は、総合病院、高齢者グループホーム、地域訪問看護クリニック、補助器具センター、コミュニケーションセンター、行政機関、青年・若者への特別支援学校、こどもの統合施設(日本の幼稚園と保育施設)など、多岐にわたる施設・機関へ訪問し、学びを深めました。
様々な施設・機関、様々な専門職の方、さらには当事者の方との意見交換を重ねる中で、立場や役割はそれぞれ違えど、人としての存在の価値、尊厳、権利などを守るという根底にある意識の高さと社会の仕組みに、学生たちは大きな学びと、さらに、自分たちも現状の何かを変えていかないといけないという意志と力を育めたのではないかと思います。
最後の振り返りなどでも、「このデンマークでの経験は一生もの」という声も聞かれ、参加した学生たちにとって、今後の大学生活の大きなターニングポイントにもなる研修となったのではないかと思います。慣れない土地で、共に協力し合いながら得た学びを今後に活かしてもらうことを期待しています。