2023年4月7日に心不全看護認定看護師教育課程4期生14名の入学式が挙行されました。当大学関係者に加えて岡山県看護協会常務理事や臨地実習病院の看護部長をはじめ、来賓の皆様から熱いメッセージと期待を受け、スタートしました。
4月~6月にかけては、特定行為研修共通科目のE-learningによる講義と一部演習を地元で受講後、6月19日に全員が当大学の教室に集合しました。2日間にわたる筆記試験を無事クリアし、6月21日から8日間、臨床推論やフィジカルアセスメント、医療安全、医療倫理、チーム医療等の演習・実習を実施しました。指導医や指導者がファシリテーターとなり、写真にあるようにワイワイと楽しく学習できたようです。そして、グループワークを通して研修者間の関係性も深まったようです。
共通科目のすべての科目が修了し、特定行為研修管理委員会で研修者全員の修了が了承されました。その後、「栄養・水分に係る薬剤投与関連」と「循環動態に係る薬剤投与関連」の区分別科目の講義(E-learning)・演習を終了し、7月24日~8月31日まで区分別科目の自施設実習のため、地元に帰りました。自施設の指導医や特定行為研修修了者と相談しながら1行為につき5症例以上の経験をし、レポートにまとめました。
9月1日に大学に戻り、手順書に基づいた特定行為実践の1事例をプレゼンテーションし、学びを共有しました。共通科目に学んだことを活かし、医学的な視点でアセスメントし、指導医に投薬量の変更等提案したり、医師と病態や治療についてディスカッションする等、積極的に取り組んだ様子が伺えました。
今後は、「相談」・「指導」・「看護管理」の共通科目を学習後、いよいよ専門科目に移っていきます。
季節も長く続いた猛暑も和らぎ、特に朝夕は秋らしくなってきました。後半戦を元気で乗り切ってほしいと思います。
2023年9月吉日
看護実践・キャリアサポートセンター
センター長 山田 佐登美
6月は特定行為研修 共通科目を学びました。
これまではEラーニングで個々で学びを深めていましたが、集合研修では14名全員で切磋琢磨していきました。
グループworkで、他の研修者とディスカッションすることで新たな気づきや、多くの学びが得られたのではないかと思います。
フィジコやラングといったシミュレーターを用いて、肺音、心音の学びを深めました。
はじめてのSWOT分析にたくさん悩みながらも、管理の視点を学びました。
今後に期待です!
専門看護師、認定看護師から、コンサルテーションの実際を学びました。
これまでの自身の経験を振り返りながら、認定看護師の相談役割について考える機会となりました。
ADDIEモデルを使用して指導案を作成しました。今後は三観をふまえた勉強会を開催してくれることと思います。