備前の国は吉井川のほとりに生を受け、高校卒業まで吉井川に沿って今は無き鉱山鉄道で通学し、浪人中は旭川の流れる岡山市内に通い、大学入学からは高梁川沿いのこの地・倉敷市に生息し、過去生涯を通じて岡山県外に居住したのは大分市での1年間のみです。
岡山は気候風土も穏やかで、交通の便も良く、誠に住みやすく、そのため却って県民はバイタリティに欠ける恨みがあるとの指摘すらあります。―この点、2024年12月7日にファジアーノ岡山がF1昇格を決めたのは、特定の中核スポンサー企業を持たず市民(県民)クラブとして頑張ってきた当事者たちの快挙として賞賛に値すると考えます。
観るべき景観や場所・建造物等は極めて多いのですが、私は美作の古都・津山が殊更に好きで、津山城址や衆楽園、津山洋学資料館(医療関係者必見)、津山学びの鉄道館などに季節に応じてひと時を過ごしに出かけます。
備中では高梁市には現存天守で唯一の山城である備中松山城(天守・櫓・土塀は国の重要文化財)が有り、一方で東の備前市には閑谷学校があります(講堂は国宝、校門や石塀等の周辺施設は重要文化財)。―私の母校(高校)は閑谷学校に淵源があるとされます。

歴史的遺跡としては、楯築遺跡や上東遺跡、造山古墳、作山古墳等はここに名称を書き並べる事さえも字数をはるかに超過します。
更に岡山県は江戸期以前の木造三重塔が全国一多い事も事実の指摘にとどめます。
景勝地であれば、瀬戸内海の東に牛窓、西には鷲羽山、県北に行けば蒜山高原、満奇洞に井倉洞、枚挙にいとまがないのです。
なにしろ人生のほとんどをこの地・岡山で過ごしているのですから、いくらでも話題はあるのです。自慢の種は尽きないのです。

