カテゴリー: 大学院

2025年度大学院専攻交流会が行われました!

2026年3月14日(土)午前、本学の川﨑祐宣記念講堂多目的ホールにて、2025年度の「大学院専攻交流会」が開催されました。

臨床心理学専攻からは、このたび、本専攻修士課程を修了される上原昇馬さん(指導教員:谷原弘之教授、指導教員補佐:山根嵩史講師)が、「学生アルバイトにおけるワーク・エンゲイジメントが心理的well-beingに与える影響」と題して、専攻代表として発表されました。

当日は、これまでの研究成果を堂々と発表され、その頼もしい姿がとても印象的でした。発表後の質疑応答では、フロアから多くの質問が寄せられ、研究内容への関心の高さがうかがえました。

上原さんは、この春から研究者としてさらなる高みを目指し、次なるステージへと歩みを進められます。益々のご活躍を、専攻一同心より応援しています!!

2025/11/01 修士論文(M2)最終報告会

 2025年11月1日(土)9時からお昼過ぎまで、修士課程2年(M2)の修士論文最終報告会が開催されました。15名のM2生が一人ずつ3分程度で研究概要をプレゼンテーションしたあと、ポスター発表を行いました。

 主・副指導教員以外の先生方や同級生、下級生に自身の研究内容を説明し、コメントや助言を受けることができる貴重な機会であり、M2生は緊張しつつも、身振りを交えながら活発に議論していました。

 

 報告会の最後に、澤原先生よりご講評いただき、「2年間という限られた時間の中で、取り組むべき多くの課題を抱えながら、皆さんは本当によく頑張っている。提出までのあと1カ月間も大変だろうが論文の完成を目指して欲しい。」というあたたかなメッセージがM2生に送られました。

 予想していた結果が得られず、「自分の研究は失敗だったのだろうか」と不安になっている院生もいるかもしれません。でも、予想通りの結果が得られる方が珍しく、大半は意外な結果に直面するものです。それこそ科学の醍醐味であり、新たな発見の源泉になるのです。自身の研究で得られた知見を前向きに捉え、臨床心理学のフロンティアを切りひらく贈り物を未来に届けてください。

2025/9/27 修論中間報告会

 修士課程1年次生(M1)の修士論文の中間報告会が開催されました。水子専攻主任のご挨拶に始まり,各自が進めている研究テーマとその内容に関するポスター発表が行われ,参加したM2や教員との活発な議論が展開されました。最後には谷原先生から発表についてのご講評がありました。

 

 研究を進めるためには日々の小さな努力の積み重ねがものを言いますが,努力の方向性を間違えてしまうとせっかくの積み上げも脆く崩れやすいものになってしまうかもしれません。そんな回り道も悪いものとは限りませんが,決められた期間の中で一定水準以上の成果を残すためには,少し先行く先輩やその道の専門家の視点とコメントが重要な道しるべとなるに違いありません。本日の活発な議論から今後取り組むべき課題に向けて大いに触発された方も多かったのではないでしょうか。

 

 研究に臨床実習になにかと追われて苦しい院生生活になりがちですが,それもまた院生室の仲間とともに楽しめる2年間であってほしいと教員としては思っています。M1の皆さん,あせらずに,だが休まずに,残りの1年半をしっかりと味わいましょう。

2025/06/07 修士論文(M2)中間報告会

 2025年6月7日(土)午前、修士課程2年次生(M2)が自身の研究の進捗状況を報告する「修士論文中間報告会」が開催されました。専攻としては年間3回開催される修士論文の報告会は、修士課程の在学生(M2、M1)全員、そして教員も都合がつく限り全員が参加する、専攻としての大きな行事の一つです。


 最初に専攻主任の水子先生からご挨拶をいただき、最後にこの3月まで専攻副主任を長くお務めいただき今春から本学副学長の要職に就かれている武井先生からご講評をいただいたこの会は、約50名近い参加者による中身の濃い時間となりました。


 M2学生は事前に学会発表原稿に類した「論文概要」を提出し、またポスターと「3分間での研究概要説明」ファイルを準備して当日に臨みました。会の様子は写真からイメージしていただけると思いますが、学会でのポスターセッションのようです(※大学院生は実際に在学中最低1回は学会発表をしています)。


 水子先生、そして武井先生もご挨拶の中で仰っていましたが、自身の研究に対する「気づき」を、それぞれの大学院生が得られたことと思います。入学間もない修士課程1年生を含め、今後の研究の進捗が大いに期待されます。

2025/04/02 令和7年度学部・大学院入学式

 春の息吹がキャンパスを包み込む中,令和7年度の入学式が執り行われました。

 新入生は真新しいスーツに身を包み,少し緊張した面持ちでしたが,その瞳には,これから始まる大学生活への期待と未来への希望が輝いていました。式典では,椿原学長が,エリクソンの発達理論やマズローの欲求階層説といった心理学理論に触れ,本学での学びや経験を通してアイデンティティ確立や自己実現の達成に向けてたゆまぬ努力を重ねるよう激励されました。式典の様子はライブ配信され,新入生のご家族の皆様にもご覧いただきました。
 式典後,学科・専攻ごとに教室に移動して,オリエンテーションが行われました。進藤学科長より「さまざまな価値観をもった友人たちとの交流を通じて,楽しく充実した学生生活を送って欲しい」とのメッセージが贈られました。これから始まる4年間の大学生活において,予期せぬ困難や壁に直面することもあるでしょう。そんな時こそ,一人で抱え込まず,周囲の人に自分の胸の内の思いをそっと伝えてください。学科教職員一同,あなたのことを心から支えたいと思っています。ともに悩み,ともに乗り越える経験を通して,あなたが未来を切り拓いていくことを願っています。

 大学院臨床心理学専攻のオリエンテーションは,新入生だけでなく修士2年生も参加し,和やかな雰囲気の中で行われました。これから始まる2年間は,まさに「怒涛」という言葉が相応しいかもしれません。学内外での実習,修士論文の作成,資格試験対策,そして就職活動。一日が24時間以上であって欲しいと誰もが切に願うような日々が待ち受けています。しかし,どうか目先の課題にのみ心を奪われることなく,中腰を保って粘り強く考え続ける姿勢を大切にしてください。皆さんが心理専門職としてだけでなく,人間としてひとまわりもふたまわりも成長されることを心より願っています。

2025/03/15 2024年度大学院専攻交流会が行われました!

 2025年3月15日(土)午前、本学の川崎祐宣記念講堂多目的ホールにて、2024年度の「大学院専攻交流会」が開催されました。

 これは、本学の研究科・専攻間の交流活性化と修士1年生が研究遂行のヒントを得る機会として実施されているものです。今年は7専攻から計8名の修士課程修了予定者が発表者になり、4名ずつの2部構成で運営されました。当日は大学院入学予定の学部4年生も招かれ、大いに盛会でした。

 

 臨床心理学専攻からは、川須悠莉さんが「重大なネガティブ体験の意味づけ過程に対する自己開示と受け手の反応の役割」と題して研究成果を発表されました。川須さんは、昨年11月の岡山心理学会第72回大会で発表奨励賞を受賞した4名のうちの一人です。

 まず、全体に向けての6分間の発表があり、その後、分科会方式で30分間の質疑応答の機会が設けられました。後者は、指導教員である福岡先生の進行のもと、他専攻の先生方から次々とご発言があり、活発な意見交換が行われました。的確かつ柔軟に対応しておられた川須さんの姿がとても立派で、専攻教員としても誇らしかったです。

  

 川須さんは、4月から岡山県内の病院に就職して心理専門職として勤務される予定です。今後のますますのご活躍をお祈りしています。

2025/01/18 実習報告会(M1)

修士1年生 実習報告会を行いました。

 

こんにちは。

先週に続き,本日,修士1年生の実習報告会を行いました。

 

修士1年生は,1人2か所の現場で,計10日間実習を行いました。

 

大学院に入って初めての学外実習。

大学院生ということもあって,学部での実習からさらに心理臨床の世界に踏み込んだ実習内容です。

 

学生それぞれに様々な出会い・驚きがあり,見聞を広め,心理職として大切な態度や技術を学んで帰ってきたことが,よく伝わる報告会でございました。

 

さて。いよいよ最終学年だ。

向こう1年間でのさらなる成長と躍進を望む。

令和7年1月18日(土) 大学院説明会を開催致します

令和7年1月18日(土)に,大学院臨床心理学専攻の説明会を以下の通り行います。本学大学院の受験をお考えの方は,ぜひご参加ください。

 日時 令和7年1月18日(土) 13:30-15:30(13:00より受付)

 場所 本館東ウイング2(5階) 5354教室

 

参加を希望される方は,事前申込が必要です。こちらの申込フォームよりお申し込みください。申込期限は令和7年1月15日(水)です。

 

本学へのアクセスはこちら(大学HP)をご参照ください。

お車でお越しの際は駐車場(有料)をご利用ください。

2025/01/11 心理実践実習C,E報告会(M2)

こんにちは。

凍てつく風を感じるこの季節,みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

新年明けて間もないですが,本日,修士2年生の実習報告会を行いました。

 

報告会では,修士2年生が16日間の現場実習での体験や得た学びを伝えてくれました。

現場での一瞬一瞬がいかに貴重であったか,学生を通して感じました。

 

この場をかりて本実習に関わってくださった全ての方々に御礼申し上げます。

 

修士2年生のみなさま,怒涛の2年間をよく駆け抜けました。

2年前の自分と,今の自分,どう違いますか?

 

修士2年生の皆さんは心理職を志す者として,それぞれに素晴らしい資質を持っています。

今後の活躍を期待してやみません!

2024/11/09 岡山心理学会第72回大会で「発表奨励賞」受賞!

 11月9日(土)に行われた岡山心理学会 第72回大会にて,本専攻の修士2年生 川須 悠莉 さんと修士1年生 上原 昇馬 さんが「発表奨励賞」を受賞されました。「発表奨励賞」は,事前に提出する学会抄録,および当日のプレゼンテーションに基づいて審査が行われ,優秀な発表に対して授与されます。お二人の研究手続きの堅実さやアイデアの新規性が受賞に繋がりました。

 受賞者のお二人にインタービューを行いました。

 

川須 悠莉 さん(修士2年生)

Q1. 発表奨励賞の受賞について,率直な感想をお願いします。

 このような名誉ある賞をいただくことができるとは思いもよりませんでした。福岡欣治先生をはじめとする先生方のご助言無くして研究を進めることはできなかったと思います。誠にありがとうございました。

 

Q2. 研究発表の際に意識したことや,特に気を付けて準備をしたことがあれば教えてください。

 馴染みのない概念を多く扱っていることを踏まえ,伝わりやすさを意識しました。口頭で説明をする際,現象をイメージできるように具体例を使いながら説明しました。

 

Q3. 今回発表された研究の一押しポイントを教えてください。

 どうすれば適応的な意味づけができるのかに着目した点です。研究結果を踏まえて,ネガティブな体験をしたときに他者からの支えがあることの重要性を再確認しました。

 


 

上原 昇馬 さん(修士1年生)

Q1. 発表奨励賞の受賞について,率直な感想をお願いします。

 この度は、発表奨励賞を賜り、心より光栄に存じております。学部3年次から一貫して取り組んできた研究が評価され、努力が結実したことに深い喜びを感じております。本受賞を励みに、今後も一層精進してまいります。また、本研究を支えてくださった先生方のご指導とご支援に、改めて感謝申し上げます。

 

Q2. 研究発表の際に意識したことや,特に気を付けて準備をしたことがあれば教えてください。

 ポスター発表では、初めに「研究の問い」を提示し、相手の興味を引くよう努めました。また、状況に応じた説明ができるよう、研究の要点を1分で伝えるショートバージョンと、3~4分で説明するロングバージョンの両方を準備し、相手に合わせた説明ができるように心掛けました。

 

Q3. 今回発表された研究の一押しポイントを教えてください。

 本研究では、学生アルバイトにおいて、自己成長や貢献感が、給与などの外的報酬以上に学生の自律的な動機づけを高めることが明らかになりました。さらに、学生がアルバイトに「情熱的なエネルギー」を持つことが、仕事中の疲労やストレスの軽減にもつながることが示されました。

 

 川須さん,上原さん,誠におめでとうございます! お二人の今後の益々のご活躍を祈念しております。