2023/10/28 修士論文(M2)最終報告会

 2023年10月28日(土)午前、修士課程2年生を発表者とする、修士論文最終報告会が開催されました。11名の学生が事前に論文概要とポスターを完成させ、当日は3分間の説明と1時間の質疑応答に対応しました。

 発表者である修士2年生に加え、それぞれ20名近い修士1年生と教員の参加による報告会は、さながら学会の一セッションに近い雰囲気で、コロナ禍の3年間を遠いものとするかのような対面での活発な質疑が展開されました。修士2年生の発表内容も、6月の中間報告会では道半ばであった研究が、いずれも(ほぼ)完成ないしそれに近い状態まで到達していました。

 開会にあたり、専攻主任の水子先生が、大学院要覧に掲載されている修士論文の審査基準に触れられ、論旨の一貫性を伴うクオリティの高い研究論文の完成を促すメッセージをくださいました。また、終了時の講評では、専攻副主任の武井先生が、学会発表・修士論文完成・審査会、実習報告会そして相談室年報に投稿するための事例報告への取り組み、修了直前に実施される公認心理師試験へと至る“怒濤の”数ヶ月間に向かう発表者への激励の言葉をくださいました。

 この熱気を受け継いで、修士2年生はもちろん後輩である修士1年生の人たちも、研究計画の進捗に向けて精進を重ねて欲しいと思います。指導する教員も、身の引き締まる思いを抱く報告会となりました。