教職員コラム お題「今,熱中していること ver.2023」 福岡 欣治

 私は何かを始めると、いつの間にかそれを長く続けてしまっていることがあります。気付いたら数年、ときには10数年またはそれ以上・・・。それは熱中とは呼ばず、単に生活の一部になっているというだけなのではないかとも思うのですが。

 今からもう10年以上前、子どもが小学校に上がってすぐくらいに、「メダカ」を捕ってくるというのが課題?になりました。小さな網と水槽を持って子どもと一緒に近所に捕りに行ったのは、ずいぶん昔のことです。
 そのメダカ、小学校の教室でも飼っていたと思うのですが、自宅でも水槽を用意して飼い始めました。最初は、近所の水路で捕った別の小魚(ごく小さいうちは区別がつきにくい・・・)と同じ水槽に入れていたこともあるのですが、それは当然ながら上手くいかなくて、ほどなくメダカだけになりました。メダカの飼い方の本を2冊ほど手に入れ、あとはネットで情報を探しながら、自室の窓際に水槽を置いて、毎日、餌をやって、水や水草の様子を見て、ときどき水槽を掃除して・・・(つい先日、新しい水槽に変えました)。


 2個の水槽を並べて10数匹(注:やや多過ぎ)と過ごす、そんな生活が続いています。
 稚魚が生まれると、別の小さな水槽に移して、ある程度大きくなったら元の水槽に戻して・・・・・・今年もまた、数匹生まれました。
 メダカの寿命は1~5年とのことで、もちろん、代替わりをしています。

 メダカを捕った近くの空き地(ごく小さな水たまりのような小沼?がありました)は、7,8年前には宅地化されてしまい、以前に比べるとメダカを外で見られる機会も少し減っています。いつまで続くかわかりませんが、まだ、少なくともしばらく(否、数年?10数年?)は、メダカを眺めながら毎日を過ごそうと思っています。

福岡 欣治