布橋、小豆餅、銭取 ・・・ これだけで、歴史上の人物一人が思い浮かびますか?
答えは「徳川家康」です。簡単過ぎたかもしれませんね。ネットで「布橋、小豆餅、銭取」と検索するとたくさんヒットしますので。「布橋」は、NHKの大河ドラマ「どうする家康」でも取り上げられたそうですね。由来はそちらをご覧いただくとして・・・。
私は京都の出身ですので京都の方が説明しやすい(?)のですが、すでに学科長の進藤先生が取り上げられましたので、岡山に来る前に11年住んでいました、静岡県浜松市をご紹介します。「布橋、小豆餅、銭取」はいずれも浜松市中心部に近い地名(※「銭取」はバス停として残る程度のようですが)です。
(浜松城と桜1)
浜松市は徳川家康ゆかりの地ということで、「浜松城」は“出世城”とも呼ばれています(この名前のお酒も!)。JR浜松駅から徒歩ではゆっくり歩いて20分弱でしょうか。城跡が浜松城公園として整備され、桜がきれいです。市役所・図書館・美術館が隣接されています。駅からお城に向かう道すがらには「有楽街」と称される繁華街があり、その近くには「田町」という地名もあります。東京の「浜松町」が浜松に縁のある人物に由来することをご存じの人もいると思いますが、その逆も!
(浜松城と桜2)
JR浜松駅ビル横にはランドマークとしてのアクトタワーがありますが、少しマイナーどころ?では楽器博物館も隣接しています。
(楽器博物館)
駅周辺にあるいくつものうなぎ屋さんと餃子屋さん(浜松餃子有名!)、海に向かえばウミガメの産卵地でもある広々とした中田島砂丘、山に向かって足を伸ばせば森林公園やフルーツパーク等、西には浜名湖・・・
(中田島砂丘)
(フルーツパーク)
バラエティに富んだこの地をご紹介できるのは、11年を過ごした役得?かもしれません。
福岡 欣治