心理的安全性は、企業の組織づくりに役立つ理論のひとつで、「組織の中で自分の考えを不安なく、発言できる環境や関係性」のことと言われています。
WBCで侍ジャパンの優勝に、栗山監督が心理的安全性を活用したことが報告されています。①メンバーを集める際、栗山監督自身が1人ずつ電話でオファーし（1on1ミーティングの利用）、②「今後の野球界のために勝って歴史に残す」（トップのビジョンを明確に提示）と、心理的安全性のエッセンスを使ったことにより、各選手が本来は目立ちたい気持ちを抑えつつ、優勝するためにここはバントをしよう等、各場面での役割を自覚し、きっちりこなしたことにより結果が出たと言われています。
写真の二眼レフカメラは古そうに見えますが、実は外観はレトロ、中身は最新のインスタントカメラになります。ポラロイドカメラの修理職人が、知恵を出し合って作った傑作です。心理的安全性がある組織には多様な人が集まり、個性的な成果物を生み出す、そんな楽しさがあるようです。
