2024/03/20 嵐の卒業式

 春は三寒四温といいますが、乱高下の気候で、今日は朝から大荒れの雨風、でも教室はあたたかです。95名の学部卒業生、10名の大学院(修士課程)修了生の、卒業証書・学位記授与式が行われました。
 学部卒業生が入学した4年前は緊急事態宣言下で、リモート授業から始まった学生生活でしたが、ひとりひとりが個性を生かして、いろんなことにチャレンジし、友達を作り、4年間をかけぬけました。

 今朝からの嵐で瀬戸大橋を渡れなかった卒業生さんも、しまなみ海道や明石海峡周りで大学にたどり着き、仲間と合流できました。教員が心をこめて用意した105個のハートに負けない笑顔で、会場ではいつまでも談笑が続いていました。

 水子専攻主任からは、心のうぶ毛と生活のひげ根を大切に、という中井久夫先生の言葉が送られました。

 これから、それぞれの場所で新生活が始まります。ひげ根を伸ばし、つながり、自分らしい人生を送っていかれることを祈っています。