教職員コラム お題「学生時代の思い出」 横光健吾

サッカー界「みなし開催」に戦々恐々 3度目の緊急事態 | 毎日新聞 

私の学生時代と言えば、サッカーです。小学校1年生から大学4年生まで部活動(体育会)に所属し16年、大学卒業後の社会人サッカー(北海道の小樽リーグに所属し、道大会には出場)を含めると約20年間と長いサッカー人生でした。サッカーが私にもたらしたもので、今の自分を支えているものは「体力」と「向上心」だと思います。

 個人的な考えですが、何をするにも体力というものは重要です。勉強をするにしても、趣味を続けるにしても、社会人になって仕事(私の場合は研究が主ですが)をするにしても、体力があるかないかでそのパフォーマンスは異なります。体力があれば、風邪をひく回数も少ないです。大人になると風邪が長続きしますので、風邪は引かない方が良いですね。体力があれば、多少のことがあってもへこたれずにすみます。どうしても頑張らないとならないときにでも多少の無理がききます。

 また、向上心は日々同じことを繰りかえす社会人にとっても大切です。この同じように見える、繰り返しているように見えることを通じて、自分自身が1cmでも1mmでも成長していると感じられるか、そこがさらなる向上心を生みます。「毎日同じことの繰り返しだなぁ」と思って、日々の生活を過ごしていると、そこからはさらなる向上心は生まれず、現状維持のための生活になります。ずっと向上心を持ち続けることはしんどいと思われがちですが、成長を感じることはポジティブな体験となります。同じことを繰り返して「こなした」という感覚の方が、私にとってはよっぽどしんどいです。

 30歳を過ぎてからは時間も取れずサッカーは出来ていませんでしたので、それまでの貯蓄を切り崩しながら日々を何とか過ごしてきましたが、最近では、週に1・2回、30分程度のランニングを始めました。ランニング仲間募集中です。

横光健吾