川崎医療福祉大学では学部学科を問わず全ての新入生が5月に社会福祉法人旭川荘での研修に1日参加します。
今年は5月17日に旭川荘での研修が,そして5月25日に研修の報告会が行われました。
入学後間もない学生たちは,専門的な支援の知識もまだ持たない中で,自分に何ができるだろうか,でも出来るだけ頑張ろう,そんな不安と緊張が入り混じった面持ちで研修をスタートしました。
研修中は利用者の方と様々な形で関わりを持ち,研修後には,漠然とした「支援が必要な人」というイメージではなく,血の通った「一人の人」を思い浮かべた感想が複数ありました。相手のことをよく知ることの大切さ,そして,研修の場で出会った方々に少しでも役に立つために専門的知識や技術の習得が必要なのだという気づきなど,これから自分たちが学ぶ専門的な支援知識の必要性を,実感をもって理解できたようでした。
4年後の姿が楽しみです。
学生のみなさん,お疲れ様でした。