荒井先生（2017）は映画監督である堀井彩さんという方の説を引用して「好き＋使っていない＝宝物」と定義されていました。私もこれにならって考えてみると，押し入れの中に何かしらたくさん眠っていることに気づきました。それらの中からひとつをご紹介します。最初に掲載した写真がそれです。
著作物になるのかならないのかよく分からず，念のためにぼかしてしまいました。これは唯一持っている芸能人（芸人さん）の直筆サインです。直接ご本人からいただきました。2008年10月のことです（はや10年…）。
とあるライブ（学園祭）を観に行った際，たまたま会場最前列に位置していた私は，ライブ終盤で芸人さんから指名され（いわゆる客いじりというのでしょうか），舞台に上げられてしまいました。
舞台の上では「お名前は？」「どっから来たの？」といった質問を受けたり，上着をリバーシブル（ではなかったんですが…）にされそうになったり，かけているメガネを外されたりとプロ対素人のやりとりがなされました。
舞台上にいたのはほんの数分間ぐらいのことであったと思いますが，芸人さんへの応答に焦り戸惑い，また誰か知り合いに見られてやしないかとハラハラしたことを覚えています。幸いにもアウェイ（？）だったので知り合いはいなかったようです。
舞台からおりる際，記念にいただいたのがこのサインです。S実大学さん，Nでしこ祭ばんざい。