2016/7/12 卒業生からの贈り物

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 臨床心理学科3年生の「キャリア教育」の一環として、本学科の卒業生5名を招き、現在の仕事内容や学生時代の就職活動等について講演していただきました。


 現在、医療機関で臨床心理士として活躍しているAさんは、心理専門職を目指すかどうかについて迷い,揺れながら歩んだ道のりについて熱く語ってくださいました。また、精神保健福祉士(PSW)として医療機関に勤務しているBさんは,本学科で学んだことが,現在の仕事に多いに役立っていることを具体的に分かりやすく話してくださいました。児童相談所に勤務しているCさんは,現在の仕事内容について詳しく説明してくださいました。社会福祉施設で自閉症の方の支援に携わっているDさんは,実際の支援の様子を写真や図を使って分かりやすく説明してくださいました。企業に就職して2年目のEさんは,採用面接では,とっさの対応力が試されること,自己分析や業界研究は就職活動の要であることを教えてくださいました。なお、卒業生ではありませんが、見事に第1希望の就職先から内定をいただいた4年生のFさんも登壇し、就職活動の進め方についてアドバイスをしてくれました。3年生は,想像力を総動員して,まだ見たこともない各々の現場の話に聞き入り,仕事の魅力と難しさについて深く考える有意義な時間を過ごしました。ここからさらに、一歩二歩と踏みだし、希望する進路に向かって進んでいくことを期待しています。
 自らの大切な時間を割いて準備し、3年生のためにお話しをくださった先輩方、本当にありがとうございました。なお、学科教職員にとっては、ここで学んだ人たちの成長した(し続ける)姿を、心から嬉しく思う時間となりました。