私は以前から海外ドラマが大好きだとよく話しています。日常のストレス解消というだけでなく、私にとって、ヨガとズンバ、そして海外ドラマを観ることは、生きていくうえでのビタミン剤のようなものです。私なりに好きなジャンルや作品の傾向があります。そして、その延長線上にあるような感覚で惹かれている映画が、『レオン』です。
『レオン』で何より心をつかまれるのが、ジャン・レノ演じるレオンと、ナタリー・ポートマン演じるマチルダのやりとりです。この2人のやりとりが、本当に何ともいえないのです。お互いがお互いを思う気持ち、少しずつ形を変えながら、2人の間に生まれて、その関係性に強く引きつけられます。
初めてこの映画を観たときの私は、ストーリーに、なんともいえない切なさが残りました。「どうして……」というような、簡単には割り切れない思い。その思いを抱えたまま迎えるラストが、なんともいえない余韻を残してくれます。人と人との絆やつながりって、いったい何なんだろう。誰かと出会い、その人を大切に思うことには、どんな意味があるのだろう。そして、いろいろなものを抱えながら、それでも「生きていく」ということは、どういうことなんだろう。『レオン』は、そんなことを考えさせてくれる映画です。


