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教職員コラム 心理学って役に立つんじゃ 〜 子どもの気質と心理学 〜 武井 祐子

 20年以上にわたり、子どもの「気質特徴」をどう理解するか、そしてその子にぴったり合った関わりをすると、子どもや親御さんにどんな良い変化が起こるのかを研究してきました。

 気質特徴とは、その子が生まれつきもっている行動の特徴や感じ方の傾向のことで、性格の土台になる特徴です。周囲がちゃんとその子の気質を理解すると、その子に合った声かけや環境づくりができるようになり、子どもは“自分らしくしてていいんだ”と感じながら、のびのびと成長していきます。その成長の様子は、子どもの親御さんや先生たちにとっても大きな支えになります。たとえば、初めての場所が少し怖い子もいれば、じっとしているより動き回る方が落ち着く子もいます。こうした違いを“問題”ではなく“その子らしさ”として見ることができると、関わり方は自然と優しくなり、お互いに気持ちよく過ごせるようになります。気質特徴を理解して接することで、学校でのトラブルが減ったり、家庭の雰囲気が明るくなったりと、周りの世界も少しずつあたたかくなっていきます。

 心理学は、誰かの生きづらさに気づき、その人に合った支援の仕方を見つけるための学問です。“人の役に立てたらいいな”と思う気持ちが少しでもあるなら、心理学はきっとあなたの力になります。あなたの優しさが、誰かの未来を変えることだってできるのです。

武井 祐子

教職員コラム 「私の好きな都道府県! 〜あなたも行ってみられぇ〜:徳島県」 武井 祐子

 私の好きな都道府県・・・。生まれ育った県ではないのですが、幼少期、そして大人になってからも、訪れることが多々あった「徳島県」です。今は亡き父の出身地が、高知に限りなく近い徳島県のとある町でした。その町は、極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」として報告されている、徳島県南部の太平洋側にある町です。海もあり、川も、山も、たんぼも畑もあり、とても自然に恵まれています。中学生になるまでは、夏休み、冬休み、そしてたまに春休みも、長期休みになるとその町で過ごし、いとこたちと朝から夜まで外で元気に遊んでいました。か弱そうに見える(?)私ですが、いろんな意味でなかなかの強さを誇っているのは、そんな育ちが影響しているのかもしれません。

 ここ何年か、忙しくて徳島県に行くことがぐっと減っていたのですが、次女が徳島の大学に行くことになり、少しご無沙汰気味だった徳島に行く機会が増えるかもと思っていました。有名な「大塚国際美術館」や貝の博物館「モラスコむぎ」、最近出来た「道の駅くるくるなると」などに行ってみようと思っていたのですが、結局コロナ禍と重なり、ほとんど(全く)行くこともなく、次女は岡山に就職して戻ってきてしまいました。残念です。少し長めの休みがいつかとれたら、久しぶりに徳島県を訪れてみたいと思っています。

武井 祐子

教職員コラム 「私のイチオシ心理学キーワード:being」 武井 祐子

 ある領域の心理臨床をするようになって、私たち心理専門職の仕事は、doingではなく、beingであることが大切である、ということを実感するようになりました。

 目の前に、何か悩んでいる、傷ついている、困っている人がいると、心理専門職として、心理学的アセスメントをもとに言葉にする、心理学的な理解に基づいた何か心理的支援、働きかけをしたくなります。けれど、実は傷ついている、動揺している、混乱している人を目の前にして、ただそこにいること、その状況を一緒に体験すること、そして何も出来ないでいる自分と向き合いながら居続けると、クライエントの方、患者の方の新たな語りにつながり、その人の人生が動き出し、そして私は他の専門職と自然に協働していて、その場が動きだすということを体験します。

 そんなことに気づくと、かけだしの頃から定期的に入らせていただいていた保育の現場でも同じようなことが起こっていたことにも気づきました。人間って本当にすごいなあと感動します。そんなたくさんのことを教えてくれるこの仕事はやめられないと思っていますが、もっとそんな話を詳しく聞きたいと思う人は、ぜひ本学の大学院にきてください。

武井 祐子

教職員コラム お題「今,熱中していること ver.2022」 武井 祐子

 今、熱中していること・・・。今ではなくて、ここ30年以上ずっと熱中していることであれば、海外ドラマ視聴です。医療、法律、警察、犯罪・・・。好きなジャンルはいろいろあって、仕事が終わり、ストレス解消と気分転換のために、毎晩必ず何か1本観てから、ぐっすり睡眠タイムにという感じです。海外ドラマ視聴のなかで、「今,熱中していること ver.2022」であれば、カナダで制作された何本かにはまっています。カナダの作品に出てくる人たちの考え方や価値観、その人間模様は、なんとなく自分の感覚としっくりする感じがして、今まで出会ったカナダのドラマは、どれを観ても、とても暖かい気持ちになります。カナダには2回ほど行ったことがありますが、現地でもなんとなくなつかしい気持ちになり、違和感が全くなく、とても過ごしやすかったことを思い出します。

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教職員コラム お題「私の研究テーマ」 武井 祐子

 許されるならば、ずーっと、赤ちゃんや子どもと一緒に遊び、その様子を観察して、自分のこころの動きにひたっていたい。赤ちゃんや子どもと一緒にいるとそれにともなって動く自分のこころの動きに驚かされることがいっぱいあります。

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