島根県出雲市には,国内で最も有名な神社のひとつである「出雲大社」と神話の数々があります。
毎年旧暦の10月は神無月(かんなづき)と呼ばれますが,出雲では神在月(かみありづき)と呼ばれます。
全国の神様が出雲大社に集まって「神議り(かみはかり)」会議をするために,出雲だけ神在月で,ほかの地域は神無月になるというわけです。
出雲大社のさらに海側に車を走らせると,日御碕(ひのみさき)という地域があり「日御碕神社」があります。
日御碕神社には天照大御神(あまてらす おおみかみ)が祀られている日沉宮(ひしずみのみや)があり,日本国の夜を守る,という言い伝えがあります。
「日沉=日が沈む」ということで,とても美しい夕日と出会える場所でもあります。
一方で,冬期の日御碕では,毎日のように強烈な風雨に遭遇します。
その中でぼーっとしていると,日々の雑念が削ぎ落とされるようでとても気に入っています。
このように島根県出雲市には,神話と畏敬の念を感じる自然があります。
あなたもぜひ島根県出雲市に行ってみられ〜
則武 良英
川崎医療福祉大学 臨床心理学科 臨床心理士 公認心理師 岡山 山陰 心理学