2021/11/06 川崎医療福祉大学創立30年記念シンポジウムに卒業生が登壇

 2021年11月6日,”未来の「医療福祉」と「医療福祉人」のあたり前を考える”と題して,川崎医療福祉大学創立30年記念シンポジウムが開催されました。

 シンポジストとして,本学科10期生の今出 大輔さん(社会福祉法人旭川荘 おかやま発達障害者支援センター 主幹)が登壇されました。

 講演では,発達支援が必要な方やその家族への心理社会的支援というテーマについて,ご自身の職務経験をもとにお話しくださいました。具体的な物事(ハード)に加えて仕組み(ソフト)の面での支援を達成すること,「見えないものを見ようとする」ことの難しさについてのお話しが特に印象的でした。

 質疑応答では,本学科の佐々木教員と大学院生2名より,本学科での学びや,修士課程で身に着けるべきこと,心理専門職者として心がけていることなどに対する質問がありました。それぞれの質問について,在籍当時のお話を交えながら,丁寧にお答えいただきました。

 今や立派な医療福祉人となられた先輩の姿を見て,当日参加されていた本学科の学生・院生も,大いに勇気づけられたものと思います。

 今出さんの,そしてその他すべての卒業生・修了生の皆様の,更なるご活躍を祈念しております。