教職員コラム お題「私の地元を紹介します」 林 明弘

 20年前に引っ越してきたのが瀬戸町の万富です。市町村合併で今では岡山市内ですが、岡山駅から山陽本線で20分くらいです。吉井川が近くを流れていて、その水源の関係でしょうか、キリンビールの工場があります。

 
 農家の人が多いですが、ほとんどが兼業です。百坪くらいの自宅の庭には梅、柚子、スダチ、無花果、ネーブル、などできますが(食べきれないので職場に持って行きます、ご迷惑かもしれませんが)、こんなことをやって喜んでいるのは、近所で私だけです。皆さん、広い庭と畑を持っていますから。庭の訪問客には、タヌキ、イノシシ、イタチ、モグラ、幸いマムシはまだ出てません。近所には出ますが・・・

 
 「万富」という名前は『太平記』にも出てきます。合戦のあった場所です。地元の「千種(ちくさ)小学校」はもともと「血草」で「合戦で草が血に染まったから」と聞いたことがあります。「戸取(とどり)」という姓の家が多いですが、珍しいようですが、これも『古事記』に由来があるそうです。

 
 「虫送り」とか「猪子」という昔からの行事を今でも続けている県内(全国?)でも少ない地域だと聞いています。

 
 というわけで、歴史を感じさせる、とともに時代の流れも感じる処です。半分以上が高齢者で、お墓の管理をするのも難しく、空き家も増えている…という現状ですので。

林 明弘