国際学会に参加しました

こんにちは。教員の岡野です。

暑い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

2019年8月6日~9日にスコットランドのグラスゴーで開催されました、IASSIDD世界大会に私岡野が参加し、口頭発表を行って参りました。

 

私にとっては初めての国際学会への参加、初めての英語での発表、そして初めての一人海外渡航でありまして、間違いなく人生最大の挑戦でした。

 

「搭乗口まで一人で辿り着けるのか?」「乗り継ぎって何か知ってる?」など多くの方々から励ましのお言葉をいただき、いざグラスゴーへ。

 

 

グラスゴーはとても涼しく心地の良い気候で素晴らしい街でした。また、グラスゴーの方たちは親切で、私のあってないような英語でもなんとか生活できました。

私は現在子どもの情動制御についての研究に取り組んでいます。今回、英語での口頭発表にあたり多くの先生方に助けていただきながら準備を行い臨みました。

 

 

 

ですが、いざ本番になると緊張を超えたド緊張状態に陥り、「My name is」からカミ倒しました。

練習はしていたのでかろうじて口は動いていましたが、発表途中からの記憶がありません。 フロアから質問もいただきました。全く失礼な話しなのですが、聞き直しても私の英語力では全く聞き取れませんでした。その時私が取れた手段は「I want enough time to talk with you later」と言うことのみでした。

自分にでき得る限りのことはしたぞという思いと、何とも言えないほろ苦い思いとを抱いて座っておりますと、座長の先生がそっと来て、「You were very nervous. Good job! Good job!」と言って肩をたたいて下さいました。世界は優しいです。

 

今回、各国の研究者や大学生の発表を聞いておりまして感じたことがあります。 多くの発表者がフロアにいる一人一人に向けて話しかけるように発表を行い、フロアはまるで返事をするように質問を行うという、発表者を中心に会場全体で会話をしているような雰囲気がありました。

そういう雰囲気の中では議論も活発で、発表者も発表を聞きに来たフロアの人たちも相互にとって良い学びとなる有意義な時間になっていました。

 

「私もそんなプレゼンができるようになりたいな~、その前に英語力何とかしないとな~」と思いながら、帰って参りました。

 

 

岡野 維新