この日、川崎医療福祉大学では、大学院の修了式がありました。簡素な式ではありますが、おごそかな中にも穏やかな晴れやかさを感じる時間でした。
臨床心理学専攻でも、修士課程9名、博士後期課程1名の修了生を送り出しました。
修士課程は2年、博士後期課程は3年、心理専門職として、あるいは研究者/教育者としての訓練の期間は、慌ただしさ・戸惑い・悩みの連続だったことと思います。それらを乗り越えて、この日を迎えられたことは、本当に喜ばしい限りです。
もちろん、修了とは、終わりではありません。これから長く続く、専門家 professional としての、さらなる発展と成長のためのスタートラインが、今、目の前にあることを意味します。
それぞれの人が、これからますます研鑽を積み、高みを目指してくれることを期待しています。