2017/12/4  卒業論文提出日

 平成29年12月4日(月),臨床心理学科は卒業論文の提出日を迎えました。受付時間開始早々,卒業論文の提出場所へ向かう学生が見受けられました。

 卒業論文は,「卒業研究I」「卒業研究II」という必修科目と接点があります。卒業「研究」である以上,研究活動の一環であることは言うまでもありません。一般的に,研究の成果は当該研究に携わっていない第三者から評価されます。臨床心理学科においても,卒業論文に対して臨床心理学演習教員(指導教員)以外の学科教員による査読が行われます。通常,査読結果は来月早々に臨床心理学演習の担当教員を通して学生へフィードバックされます。

 査読の結果は,時として研究に携わった者の自己評価とは異なる可能性があります。ご自身としては「優れた出来」と評価していたとしても,査読の結果はそれと一致するとは限りません。たとえ,卒業研究に対する評価が厳しいものだったとしても,それを真摯に受け止め,自分自身で答えを見出そうとする学生は,卒業後,おそらくどの道に進むのであれ,飛躍が期待されると思います。

 ともあれ,本日卒業論文を提出したみなさん,お疲れ様でした。次の年を飛躍の年とすべく,しばしの間,英気を養っておいて下さい。