今・・・ではなく，もうかなり前から熱中していることですが，これほど長く続いていることは他にないので，許してもらえるでしょう。僕が熱中していることは「コーヒー」です。
コーヒーといっても，豆の種類や淹れ方にこだわりがあるわけではありません。むしろそちらの方はさっぱりです。僕が熱中しているのは，自動販売機やコンビニ，スーパーで買うことのできる缶やチルドカップ，紙パックのコーヒーです。
これらはメーカーごとに違ったものが販売されているだけでなく，同じメーカーであっても複数種類の商品が用意されています。飲料という括りの中では，コーヒーは最も多くの種類があるのではないでしょうか。飲み比べてみたところ，同じ種類（“ブラック”とか“カフェオレ”など）でもメーカー間で味が異なっており，自分が弁別できる限りにおいては全く同じものはありません。
また，季節ごとに一部の商品が入れ替わります。登場する商品の中にはその季節を意識しているのだと感じるものもあります。新しい商品はないか，自動販売機やコンビニ，スーパーで探しに行くことはとても楽しいものです。
さらにおもしろいのは，地域によってもラインナップが違うということです。高校を卒業し，他府県に出かけるようになるまではこのことを知りませんでした。たとえば，有名な商品として“マックスコーヒー”があります。岡山県ではあまり見かけないのですが，東京では自動販売機で売られています（このコーヒーはかなり甘いです）。一方で，岡山県では多くのコンビニやスーパーでよく見かける“白バラコーヒー”は，仕事の都合で東京に行った際，合間の時間に探してみましたが見つけることができませんでした。販売元は鳥取県の大山乳業農業協同組合ということですから，中国地方ではかなりの確率で見つけることができるかもしれません（他の県に出ることが少ないのですが，広島県に行った時には発見しました）。
このように，飲むだけでなく，季節や地域によって違うということから，探しに行く楽しみがあるということで，もう長い間“コーヒー”に熱中しています。
