2025年3月15日(土)午前、本学の川崎祐宣記念講堂多目的ホールにて、2024年度の「大学院専攻交流会」が開催されました。
これは、本学の研究科・専攻間の交流活性化と修士1年生が研究遂行のヒントを得る機会として実施されているものです。今年は7専攻から計8名の修士課程修了予定者が発表者になり、4名ずつの2部構成で運営されました。当日は大学院入学予定の学部4年生も招かれ、大いに盛会でした。
臨床心理学専攻からは、川須悠莉さんが「重大なネガティブ体験の意味づけ過程に対する自己開示と受け手の反応の役割」と題して研究成果を発表されました。川須さんは、昨年11月の岡山心理学会第72回大会で発表奨励賞を受賞した4名のうちの一人です。
まず、全体に向けての6分間の発表があり、その後、分科会方式で30分間の質疑応答の機会が設けられました。後者は、指導教員である福岡先生の進行のもと、他専攻の先生方から次々とご発言があり、活発な意見交換が行われました。的確かつ柔軟に対応しておられた川須さんの姿がとても立派で、専攻教員としても誇らしかったです。
川須さんは、4月から岡山県内の病院に就職して心理専門職として勤務される予定です。今後のますますのご活躍をお祈りしています。