教職員コラム お題「学生時代の思い出」 竹内いつ子

大学3年生の大晦日、お蕎麦屋さんで1日だけのアルバイトをしました。

思い起こしてにしてみました。

注)時間帯はおおよそのものです。

 

およそ16年前の出来事ですが、とても鮮明に思い出せました。

365日のうちのほんの1日、そしてこれまでの曲がりくねった人生のなかの一コマではありますが、世間というもの、人というもの、また自分と触れ合った忘れがたき体験として、

現在の私のなかに息づいているようです。

この晩、一足先に帰宅し、「天ぷら売り切れてたよ~」とお湯を沸かしていてくれた、戦友H、Mと、もちろんいただきましたよ、お蕎麦。あの店主とマダムが打ちに打った打ち立てのお蕎麦、そして、私めがパックいたしましたお蕎麦たちです。

 

店頭・店内の大小悲喜こもごものドラマ、店主とマダム、美人奥様のことなど思い出しつつの労働後の1杯、格別でした。

竹内 いつ子