12月15日(土)に開催された岡山心理学会第66回大会において,臨床心理学専攻修士課程2年の山内咲季さんが,優秀な若手発表者に贈られる「発表奨励賞」2名のうち1名に選ばれ、表彰されました。
受賞対象となった山内さんの発表題目および発表者一覧は,次のとおりです。
「重度先天性肢体不自由者の障害受容に関連する要因の検討」
山内咲季 (川崎医療福祉大学大学院)
武井祐子 (川崎医療福祉大学)
門田昌子 (倉敷市立短期大学)
寺崎正治 (川崎医療福祉大学)
重度先天性肢体不自由者が自身の障害をどのように捉えてきたのかについて,当事者が執筆した書籍をテキストマイニングという手法を用いて分析し,どのような要因が障害受容に結びつくのかを探っている研究です。障害を抱えた当事者のみならず,家族や支援者にとって有用性の高い研究であることが評価されました。本当におめでとうございます。
大会後の懇親会で受賞スピーチがあったのですが,指導教員の武井先生をはじめ多くの人への感謝が率直に語られました。
山内さんをはじめ,修士課程2年次生は間もなく修士論文を提出することになりますが,今後ますます活躍の場を拡げていってほしいものです。